声優の上坂すみれと小林ゆうが7日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて行われたアニメ「Arcane（アーケイン）」（7日よりNetflixにて配信）グローバル・プレミアイベント「ARCANE DAY」舞台あいさつに登場した。当日はケイン コスギも登壇した。

　同作はプレイヤー人口1億人超のPCオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」初のアニメシリーズ。会場では同作公開を記念した特別映像の上映や、国内では初展開となる「リーグ・オブ・レジェンド」公式グッズの展示、コスプレイヤーによるショー、キャラクターをモチーフとしたフードの発売や特設アーケードゲームなどが用意された。

　地下都市ゾウンで幼いときに孤児となったヴァイ＆パウダー（のちのジンクス）は、ある悲惨な事件をきっかけに別々の人生を歩むことになる。複雑な思いを抱く2人は敵対する壮大な“姉妹ゲンカ”に発展する。

　妹のジンクス役を務める上坂は「小林ゆうさんがお姉さんだったら、すごい家庭だなあと思います。壁とかすごい色にしそう」と笑顔。続けて、「小林さんとは共演ガッツリさせていただいた作品が過去にありまして、それもアクション系で、そのときもかっこいい役を演じられていて、この『Arcane』では満を持して、掛け合いのシーンも演じさせていただいた。私自身は一人っ子なので、姉妹に憧れるところがあったので、平凡な仲のいい姉妹ということではないですが、運命にあらがって生きていく2人を演じられて、すごくうれしかったです」と感想を述べた。

　姉のヴァイ役を務める小林は「私もですぅ」と柔らかい声で返し、「以前の作品では（上坂）すみれちゃんがとってもかわいい役を演じていらっしゃって、守ってあげたいという気持ちもありました。今回ありがたいことに、すみれちゃん演じる最愛の妹・ジンクスさんをお守りする役。そういう機会をいただいてうれしいですし、ヴァイ役に気持ちを重ねて、精一杯全力で戦わせていただきました」と振り返った。

「リーグ・オブ・レジェンド」の大ファンのケインは「毎日2、3試合やっています。最初のころは15試合くらいやってましたが、年齢的に厳しくなってきました」と笑い、ゲームについて「世界中の人たちとプレイできる。ずっと負けていても最後のワンプレイで逆転できる。スポーツと一緒ですね」と説明。本作についても「ぜひ機会があったらご覧ください。パーフェクトアーケイン」とアピールしていた。