FFXIV最新拡張パックが発売延期 吉田P/D「クオリティーアップに費やした時間が想定をオーバー」
株式会社スクウェア・エニックスは、11月23日に発売を予定していた「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の発売日を、12月7日に変更することを発表した。
アーリーアクセスは12月3日スタート
株式会社スクウェア・エニックスは、11月23日に発売を予定していた「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の発売日を、12月7日に変更することを発表した。
「ファイナルファンタジーXIV」(以下、FFXIV)は「エオルゼア」を舞台に、世界中のプレイヤーとともに冒険ができるオンラインゲーム。「暁月のフィナーレ」はストーリー上の重要な区切りとなる拡張パックで、新マップや新ジョブの映像も順次解禁されている。
なお、今回の発売延期に伴い、アーリーアクセスも12月3日のスタートに変更となった。
吉田直樹プロデューサー兼ディレクターのコメントは以下の通り。
「このたびは、発売予定日の直前になっての延期発表となり、誠に申し訳ございません。『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』は、最新の拡張パッケージであると同時に、旧『ファイナルファンタジーXIV』のローンチから続く「ハイデリン・ゾディアーク編」という11年のサーガに完結をもたらす作品です。もちろん、『ファイナルファンタジーXIV』は『暁月のフィナーレ』以降も新たな冒険をお届けしていくことになりますが、旧版の失敗からここに至るまで、本当にさまざまな道のりがあり、僕の中で『「暁月のフィナーレ」の完成度を、今持てる力の限り、最大限まで高めたい』という欲求を抑えることができませんでした。それにより、クオリティーアップに費やした時間が想定をオーバーし、結果的にデバッグ期間を消費することとなってしまいました。一方で、オンラインゲームにとって安定性は非常に大切であり、マスターアップに伴うデバッグ期間を再確保するため、2週間の延期という決断をさせていただくに至りました。あらためて、この度はプレイヤーである光の戦士の皆さん、ならびに関係各位に多大なるご迷惑をおかけいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。『暁月のフィナーレ』にて最高の冒険をお届けし、またその先のアップデートによるゲーム体験の拡大も併せ、一歩ずつまた信頼を取り戻せるよう、引き続き最大の努力をしてまいります」