大手結婚相談所が「ひとり親家庭特別プラン」開始 シッターや家事代行を特別価格で
結婚相談所を全国展開するIBJグループの株式会社サンマリエが、2021年11月よりひとり親家庭の包括的な支援を目的とした「ひとり親支援センター」を開設。結婚相談所の費用負担を軽減する「ひとり親家庭特別プラン」の提供を開始する。
ひとり親家庭の子どもの貧困率は3倍以上にのぼり深刻な社会問題となっている
結婚相談所を全国展開するIBJグループの株式会社サンマリエが、2021年11月よりひとり親家庭の包括的な支援を目的とした「ひとり親支援センター」を開設。結婚相談所の費用負担を軽減する「ひとり親家庭特別プラン」の提供を開始する。
厚生労働省の2019年の調査によると、ひとり親家庭の年収は全世帯の平均年収552万円と比較して非常に低く、特に母子家庭においては306万円と厳しい状況で、ひとり親家庭の子どもの貧困率は48.3%と全世帯の3倍以上にものぼる。さらに新型コロナの影響を受け、収入だけでなく時間的にも精神的にも余裕がなくなっている家庭も多く、早急に取り組むべき深刻な社会問題となっている。
年間9000組以上の成婚実績のあるIBJグループでは、「単身の方だけでなくひとり親の皆さまの婚活サポートを行う中で、パートナーが見つかることであらゆる問題が解決していく事例を多く見てまいりました。そこでサンマリエは、ひとり親ならではの『金銭的』『時間的』『精神的』なご事情やお悩みを解決できる各種専門家集団を新たに組織し『ひとり親支援センター』を開設。ひとり親家庭の皆さまが抱える婚活へのハードルや負担を軽減し、どなたでも婚活支援が受けられるよう環境を整えました」と「ひとり親支援センター」開設の趣旨を説明する。
主なサービスとしては、ひとり親の結婚サポート経験が豊富なプロ仲人による婚活サポート、夜間20~23時の電話相談、再婚等の法的手続きにおける弁護士への無料相談、心理カウンセラーによるカウンセリング、ご成婚後の継続的なサポートのほか、シッターサービスや家事代行サービスを特別優待価格で利用できる特典もあるという。