殺処分ゼロを目指し子猫を保護 宇都宮市と「さとふる」クラウドファンディングを開始

栃木県宇都宮市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」(株式会社さとふる)が、同市内での猫の殺処分ゼロを目指し離乳前の子猫を新たな飼い主への譲渡につなげるため、クラウドファンディング型のふるさと納税サイト「さとふるクラウドファンディング」の受け付けを開始。260万円を目標に寄付を募集する。

栃木県宇都宮市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」によるプロジェクトが始まった
栃木県宇都宮市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」によるプロジェクトが始まった

離乳前の子猫を保護し、新たな飼い主への譲渡につなげるための活動に使われる

 栃木県宇都宮市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」(株式会社さとふる)が、同市内での猫の殺処分ゼロを目指し離乳前の子猫を新たな飼い主への譲渡につなげるため、クラウドファンディング型のふるさと納税サイト「さとふるクラウドファンディング」の受け付けを開始。260万円を目標に寄付を募集する。

「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ寄付を募る、クラウドファンディング型のふるさと納税サイト。寄付者は「さとふるクラウドファンディング」上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することもできるという。

 宇都宮市は、人と動物が共生する社会を実現させるため、市内の猫の殺処分ゼロを目指している。公益社団法人栃木県獣医師会では、処分される猫の多くが飼い主が不明の離乳前の子猫であることから、市が収容した離乳前の子猫を市内の動物病院で保護。病気の診断・治療を行った上で、健康維持や体力確保のために一時飼養し、市に返還後、新しい飼い主へと譲渡してきた。

「さとふるクラウドファンディング」では、この活動を推進するための寄付を募集。集まった寄付金は、市内の動物病院で行う子猫のウイルス疾患などの検査費用や、飼養期間のキャットフード代などの飼育管理費に活用される。募集期間は2021年11月1日~22年1月31日まで。

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