全身がんの高須院長、膀胱がんを手術 直前にはネット番組に”遺言”残す
高須クリニックの高須克弥院長が6日、インターネット番組「虎ノ門ニュース」にVTR出演した。
インターネット番組「虎ノ門ニュース」にVTR出演
高須クリニックの高須克弥院長が6日、インターネット番組「虎ノ門ニュース」にVTR出演した。
当初、スタジオに駆け付ける予定だった高須院長は膀胱がんの手術のため、欠席した。代わりに入院中の病院でインタビューに応え、その様子が流された。全身がんと闘っている高須院長はツイッターで「この出演が僕の遺言になるかも」とつぶやき、その内容に注目が集まった。
番組の中で高須院長は、新型コロナウイルスの日本の対応について言及。
早い時期から渡航制限をかけるべきと主張していたことについて触れ「(日本に)入れちゃダメだって言ったんですよ。接触しなければ1人も患者出ないの。日本は運のいいことに島国なのね。中国で危なくなりそうだっていう時にすぐ止めてくれれば、(感染者数を)ゼロにできるんですよ」と強調した。
さらに「火が来ないようにするのは政治家の仕事」と前置きし、「治療法を一生懸命研究するヒマがあったら隔離して接触しないようにすればいい。でも、みんな欲が深いから、春節にインバウンドで稼ごうと思ってそれをうまくごまかして。お金のために国民の命を売るってね、国賊ですよ、やってることが。すごく頭に来たけど、あまり失礼なこと言うと偉い人が傷つくと思って、できるだけや柔らかく言ってたけど、段々バカ者って」と話し、政府の初動に不満を募らせた経緯を明かした。
番組終了後、高須院長は「生還」とツイートし、手術の成功を報告した。
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【画像】膀胱がんを手術…酸素マスクをつけてベッドに横たわる手術直後の高須院長の実際の写真