バービーが今熱中する“空き家問題” 地元・北海道に2件購入「町ごとホテルにしたい」
お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが26日、都内で行われた「空活会議(アキカツかいぎ) akikatsu conference 2021」に登場した。町づくり活動に携わっているバービーが、イベントでは“空き家問題”について持論を語っていた。
「30歳を過ぎたころから芸能活動以外のことをやりたいと」
お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが26日、都内で行われた「空活会議(アキカツかいぎ) akikatsu conference 2021」に登場した。町づくり活動に携わっているバービーが、イベントでは“空き家問題”について持論を語っていた。
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北海道栗山町出身のバービーは、町づくりプロジェクト「#栗山町ワクワクプロジェクト」を始動。バービーは「2年くらい前ですかね。30歳を過ぎたころから芸能活動以外のことをやりたいと思い始めました。甥っ子が生まれたことから、“地元の魅力を都市部とつなげていきたい”、“魅力が届いてないんじゃないか”という思いが生まれました」と話し、「たまたま姉の友人が役場で勤めていたので、『町のブランディングを手伝わせてほしい』といきなり直訴したんですが、突然の申し入れを快く受け入れてくれました」と町づくり活動参加の経緯を明かした。
「#栗山町ワクワクプロジェクト」では、“空き家をどう流通させるか”といった課題にも取り組んでいる。バービーはすでに栗山町の空き家を購入し、現在2件の物件を所有。「3軒目も買おうとしたんですが、物置と母屋の所有者が違ったんですね。それで難しくて話が流れてしまいました」と“空き家問題”に関わる難題についてエピソードを交えて語っていた。
MCから「購入するポイントはどこですか?」という質問にバービーは「いや、2軒ともに見ずに買ったんですよ」と即答。「市街地ではないというところだけ見たんです。Uターンをした同級生は市街地の(値段の)やや高めのアパートで暮らしているんですが、(値段の安い)空き家はどんどん増えていって、草ぼうぼうになってしまっているんです。山と町が分かれていって、クマが町に降りてきてしまうという現象が起こってしまっているんです」と栗山町の空き家問題の現状を明かしていた。
バービーは町ごとホテルにしたいという夢がある。今回その第一歩として、同イベントの主催を務めた空き家活用株式会社では、バービーが更地にした空き地で事業したい人や栗山町で空き家を所有していて困っている人を募集する。「“町ごとホテルにしたい”という私の夢がいろんな自治体のモデルケース、見本になれる形になればと思います」とバービーはアピールしていた。