【RIZIN】大流血の斎藤裕、無念のストップ負けに本音「あと5分、やらせて欲しかった」
RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が挑戦者の牛久絢太郎(K-Clann)に2R4分26秒TKO負けを喫し初防衛に失敗。まさかの王座陥落となった。
6、7針縫った痛々しい姿で試合後の会見に
「Yogibo presents RIZIN.31」(2021年10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)
RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が挑戦者の牛久絢太郎(K-Clann)に2R4分26秒TKO負けを喫し初防衛に失敗。まさかの王座陥落となった。
悪夢だった。2R中盤、牛久の放った左膝蹴りが斎藤の眉間に直撃。返り血が牛久の顔に飛ぶほどの流血で、無念のドクターストップとなった王者は納得できないという表情を見せながらも、ロープに顔を埋めるしかなかった。
試合後、額を6~7針縫ったという痛々しい姿で会見に臨んだ斎藤は「ルール上は……もらってしまった自分が悪いんですけど……あと5分、やらせて欲しかった」と声を絞り出した。
試合を決めた相手の飛び膝蹴りについては「1Rで左膝が向こうの作戦というのは気づいていた。セコンドの指示がそういう感じがしたので」と警戒はしていたといい、それでももらってしまった理由については「映像を見直さないと……どういう風にもらったのかまだ確認できてない。一発の怖さというか、もう少し何とかやれたと思う」と話した。
今後については「できるだけ早くリマッチして、自分の止まった時間を取り戻さないといけない」と再起を誓った。