【新日G1】飯伏幸太、KENTA下しG1決勝進出 「3連覇します!」と宣言
新日本プロレス「G1 CLIMAX 31」Aブロック最終公式戦が18日、神奈川・横浜武道館で行われ、飯伏幸太がKENTAを下し、21日の優勝決定戦に勝ち進んだ。
大混戦を制した「ゴールデンスター」が4度目のG1決勝へ
新日本プロレス「G1 CLIMAX 31」Aブロック最終公式戦が18日、神奈川・横浜武道館で行われ、飯伏幸太がKENTAを下し、21日の優勝決定戦に勝ち進んだ。
勝ち点12で4人が並ぶ大混戦を制したのは飯伏だった。
IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟は第3試合で高橋裕二郎に場外戦へと持ち込まれ、必死にリングに戻ろうとしたものの、両者リングアウト。ここで勝ち点13となったが、飯伏との直接対決に負けているためここで無念の敗退。
セミファイナルでは、ザック・セイバーJr.がタンガ・ロア相手にまさかの3カウントを奪われ、痛い黒星となった。
これを受けてメインを前に、飯伏とKENTAの勝者が決勝に進出することが決まった。
試合開始から両者一歩も譲らない攻防が続いたが、終盤に差し掛かり、ボマイェをよけ切ったKENTAがレフェリーに飯伏をぶつけ、レフェリー不在となったリングにイスを持ち込む。
ここで飯伏は巧みにイス攻撃をかわし、KENTAの首筋に蹴りを一発。場外に下りて机を持ち出し、寝かしつけたKENTAを目がけてコーナートップから空中弾を放った。
両者カウント19でリングイン。
KENTAも飯伏にコーナートップからフットスタンプを見舞うが、飯伏はカウント2でハネ返す。飯伏はハイキックからカミゴェをさく裂。KENTAもgo2sleepで応戦したものの、間一髪でかわした飯伏が、2発目のカミゴェをヒットさせ、KENTAをマットに沈めた。
試合後にマイクを持った飯伏は「みなさん、こんなにありがとうございます。優勝するチャンスをつかむことができました。これで4度目の優勝決定戦。3連覇します! 逃げない!負けない!諦めない!絶対に裏切らないから!ありがとうございました」とリング上で深々と頭を下げた。