香川照之「昆虫すごいぜ!」今度は「赤とんぼ」 ゲストに寺田心&エビ中・安本彩花
「人間よ、昆虫から学べ!」がキャッチフレーズの学校放送番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」(Eテレ)が11月3日午前9時から放送。今回のテーマは「赤とんぼ」だ。
前例のない「ゲットできない!」宣言をしての昆虫採集に挑戦
「人間よ、昆虫から学べ!」がキャッチフレーズの学校放送番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」(Eテレ)が11月3日午前9時から放送。今回のテーマは「赤とんぼ」だ。
香川照之が扮(ふん)するカマキリ先生、ゲストの寺田心(子カマキリ)、私立恵比寿中学の安本彩花(子カマキリ)と3人での放送となる今回は「赤とんぼ」にフォーカスをあてる。
実は日本には“赤とんぼ”という種のとんぼはいない。童謡「赤とんぼ」で歌われたのは「ナツアカネ」と呼ばれるトンボだったと言われている。ほかにも秋になると田んぼでみかける「アキアカネ」などこれらのアカネ属のトンボが、米作りとともにあった日本の里山の風景を赤く彩ってきた。ところが、減反や稲作の変化によって、トンボのすみかである田んぼの環境が変わる中、全国で赤とんぼが激減していると報告されている。
この異変にカマキリ先生は「捕れないことで、アカネ属が減っていることを証明したい!」と、番組では前例のない「ゲットできない!」宣言をしての昆虫採集に臨む。さらに、スタジオでも、このままでは日本の空から赤とんぼが消えてしまう!? と、これまた前例のない真面目なカマキリ先生が、子カマキリたちへ熱い授業を行う。
香川は「トンボは、ちゃんと捕まえようと思ってきた子たちがいっぱいいる虫だと思う。例えばアリはいるのが当たり前だけど、いざ捕まえようとはなかなかしないじゃない。例え、都会でも見つけて、そして1回は網を振ったであろう、そういう親しみがあるのがトンボ! 授業では生きたトンボを子カマキリたちと向き合ったので、すごく奥が深いんだなってことを勉強して欲しいですね。数が減っている“赤とんぼ”をとおして、未来を生きる子どもたちが少しでも今ある地球の現状ってのを分かってもらう機会になればなと思っています。今年最後の昆虫すごいぜ! 見て欲しいです」とコメントした。