小池都知事、コロナ病床数の段階的引き下げに言及「再拡大した際は先手先手で確保」
東京都の小池百合子知事が8日、都庁で行われた定例会見に出席。新型コロナウイルスの確保病床数を段階的に引き下げていく可能性を示した。
感染者数の減少傾向を踏まえ、より流動的な対応を取っていくことを明言
東京都の小池百合子知事が8日、都庁で行われた定例会見に出席。新型コロナウイルスの確保病床数を段階的に引き下げていく可能性を示した。
7日夜に都内で震度5強を観測した地震や、上野動物園で今年6月に誕生した双子のパンダの名前決定など、トピックスの多かったこの日の定例会見。
新型コロナウイルス対策では、感染者数の減少傾向を受け、「(確保病床数を)段階的に引き下げることもある。酸素医療ステーションも地域バランスを踏まえた規模としていく。再拡大した際には、先手先手で必要な病床数を確保していく」とより流動的な対応を取っていくと話した。
加えて、「東京は今のうちにコロナをさらに抑え込んでいくことが重要。ワクチン接種が進んできて、予約なしの接種についても各所でお知らせしている。ぜひ希望される方はお早めに」と早めのワクチン接種を呼び掛けた。