俳優でアーティストの山下智久の撮り下ろしグラビアが4日発売の男性向け週刊誌「週刊プレイボーイ」42号（集英社）に掲載される。メインのカメラマンは女優の二階堂ふみが務めた。

　創刊55周年の特別企画として、山下の撮り下ろしグラビアを企画。創刊以来、初となる撮り下ろしグラビア連動の表紙号を発売する。男性タレントの表紙起用は、坂東玉三郎（1972年）、松本人志（2009年）以来となり、そして誌面の撮り下ろしグラビアと連動した表紙掲載は初となる。

　同号では16ページのグラビアに加え、ロングインタビューも掲載。山下の「今」に徹底的に迫る。また新たな試みとして、週プレ誌面とは異なるイメージの数々を掲載した「週刊プレイボーイ『号外』山下智久」を同日に緊急刊行。両企画の実現を記念して、MAGNET by SHIBUYA 109のビッグボードなど、都内8か所にてビルボード広告を掲示する。

　山下は「すごい光栄です。歴史ある雑誌の歴史的な瞬間に携わらせていただけることをうれしく思います。ただ同時に、読者には申し訳ないなと。“なんだよ、期待したのに男の写真が載ってんのかよ”って。そこは本当に申し訳ないなと思いつつ、毎日地道にカロリー計算しながら身体を鍛えてきたので、ちょっとだけ大目に見ていただけたらなと（笑）」とコメント。

　松丸淳生編集長は「週プレの創刊50周年記念号の表紙で、二階堂ふみさんがバニーガール姿を披露してから5年。55周年の今年は『グラビアをもっと自由に！』と考え、二階堂さんが撮影する側に。被写体は、読者世代の36歳、活躍の場をグローバルに移しつつある山下智久さんに務めていただきました。山下さんが早くから海外を視野に、地道に英語の勉強を続けてきたことはご存じの方も多いかもしれませんが、彼を10代のころからよく知る編集者によると、山下さんは高校時代、撮影にすき間時間が生まれると2次関数、因数分解など定期試験の数学の勉強をしていたそうです。そんな努力を今まで陰で続けながら、華やかな雰囲気のまま成熟を増していく山下さんと、グラビアの新しい地平を開けたらと考えています」と企画理由を説明した。