林家木久扇、11年ぶりドラマ出演 「仮面ライダーリバイス」で前田拳太郎と61歳差共演
人気落語家の林家木久扇が、3日放送のテレビ朝日系「仮面ライダーリバイス」(毎週日曜、午前9時~)にゲスト出演する。
ドラマの仕事は「ホタルノヒカリ2」(2010年/日本テレビ)以来
人気落語家の林家木久扇が、3日放送のテレビ朝日系「仮面ライダーリバイス」(毎週日曜、午前9時~)にゲスト出演する。
同作は、仮面ライダーシリーズ生誕50周年記念作であり令和ライダーの3作目にあたる。コンセプトは、「悪魔と契約する仮面ライダー」で主人公・五十嵐一輝(前田拳太郎)は体内の悪魔・バイスと契約。自身は「仮面ライダーリバイ」、そして相棒の悪魔・バイス(声・木村昴)は、「仮面ライダーバイス」に変身する。人間と悪魔がタッグを組んで、悪魔崇拝組織デッドマンズに立ち向かっていくという内容だ。
木久扇が演じるのは、孫のことが心配で一輝に相談を持ちかける本田茂夫。茂夫の孫・ボン(宇佐拓真)は、動画配信サイト“バイチューブ”で人気急上昇中の“世直しバイチューバー”。ボンはバイスタンプを自らの身体に押すことでデッドマンを生み出し、ブラック企業の社長など悪い人物をこらしめる“お仕置き生配信”を投稿していた。危険な企画にのめりこむ孫を案じる茂夫のためにも、一輝は動画撮影中のボンのもとに駆け付け、行き過ぎた行動を止めようとするが、リバイスVSデッドマンの白熱のバトルが生配信されてしまうことになるという展開だ。
木久扇は、仮面ライダーシリーズ初出演。ドラマの仕事は、カメオ出演をのぞくと「ホタルノヒカリ2」(2010年/日本テレビ)以来、11年ぶり。22歳の主演・前田拳太郎とは、61歳差ながら、若い俳優たちに勝るとも劣らないパワフルさを発揮。大ベテランの降臨に緊張する撮影現場だったが、共演者に自身の名前が入った千社札を配り歩くというサービス精神で場を和ませて、物語のキーパーソンである茂夫役を熱演した。
9月26日の放送終了後、次回予告に木久扇の姿が一瞬映されると、「#木久扇師匠」がツイッターのトレンド入りを果たすなど話題になっていた。
以下、林家木久扇のコメント。
「9月26日朝、木久扇が『仮面ライダーリバイス』に出るという予告がテレビで流れ、それからの反応がスゴク、『いつも新しいコトに挑戦する木久扇さんはスゴイ!』など、ケータイがフィーバー。5600件のツイートがあり、トレンド入りした事には驚いた。観て下さる人がこんなにいるんだ! うちの中2の男子の孫には仮面ライダーに出るというジイジが尊敬されて、とてもうれしく、面目を保った。ロケ現場の幕張では、スタッフの雰囲気がとても心地よく、上堀内監督の自然体のご指導と、何よりも仮面ライダーリバイの前田(拳太郎)さん、弟・大二役の日向(亘)さんが若くてハツラツ。寄席の楽屋の芸人さん達とはうって変わって新鮮なイケメン! 妹・さくら役の井本(彩花)さんも可愛くて……皆さん楽屋で気遣って下さった。一瞬、仮面ライダーが弟子になってくれたらいいなァ等とぜいたくなことを思い、このことをのちに寄席で一席のマクラにしたら、ウケました」