靴磨き青年でつかんだミスタージャパンの夢 「表に出ることでも発信していけたら」

「2021ミスター・ジャパン」日本大会が29日、都内のホテルで「ミス・ジャパン」と同時開催され、ファイナリスト16人の中からミスター・福岡で自営業の森大空さんがグランプリに選ばれた。

グランプリに選ばれた森大空【写真:荒川祐史】
グランプリに選ばれた森大空【写真:荒川祐史】

知性や表現力に優れたオピニオン・リーダーを発掘する男性コンテスト

「2021ミスター・ジャパン」日本大会が29日、都内のホテルで「ミス・ジャパン」と同時開催され、ファイナリスト16人の中からミスター・福岡で自営業の森大空さんがグランプリに選ばれた。

「ミスター・ジャパン」は2013年度から開始された、外見だけでなく知性や表現力に優れ、オピニオン・リーダーとなりうる男性を発掘する男性コンテスト。9回目を迎える今年は応募総数800人の中から残った17人のファイナリストが男性としての魅力をアピールした。

 福岡県で靴磨き店を経営する23歳の森さん。質疑応答でリーダーに求められる資質を聞かれると「根拠のない自信と、謙虚さ、そして愛だと思います」と即答。自身が高校卒業後、経営者の道を選んだ経験を交えて堂々と答えた。

 靴磨きの仕事を始めた経緯については「海岸に打ち上げられたゴミにショックを受け、ソーシャルビジネスを始めようとしたけど自分には無理で。でも、壊れたものを直して長く使えば結果的にゴミを減らすことにつながる」とし、「それでも1人では限界がある。モデル活動やミスター・ジャパンの活動を通して、表に出ることでも発信していけたら」と話した。

次のページへ (2/2) 【写真】800人の頂点に立った自営業の森大空さんの別カット
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