不妊になる? 妊婦は控えたほうがいい? 中川翔子、河野太郎氏にワクチン問題直撃
タレントの中川翔子が15日、自身のYouTubeを更新。河野太郎ワクチン担当相との対談を公開し、気になっていたワクチンの疑問点を直撃した。
「アンケートで妊婦の方でお医者さんに相談したら止められた、という書き込みもありました」
タレントの中川翔子が15日、自身のYouTubeを更新。河野太郎ワクチン担当相との対談を公開し、気になっていたワクチンの疑問点を直撃した。
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事前にYouTubeとツイッターでワクチン接種についてアンケートを募っており、それをもとに河野氏に聞いた。
まずは、ワクチンの異物混入問題から。
モデルナワクチンの異物混入により、一度はワクチン接種が白紙になった中川は「ワクチンの安全性は今どういう感じになっていますか?」と単刀直入に質問した。
河野氏は「異物混入は2種類ある。3つのロットは製造過程で、小さいステンレスの破片がワクチンに紛れ込んだ。これは回収しています」と説明。また、「もう1つ異物混入になるケースがある。小瓶の上はゴムでフタをしている。注射の針の先はななめにカットしている。ゴムをこすり取る。これをコアリングっていう」と丁寧に訴えた。
現在は改善されていることを確認した中川は「少し安心しました」と胸をなで下した。
続いて、中川は「私の友人がワクチンは不妊になるってすごく信じて打たないと決めている子がいる」とぶつけた。
河野氏は「コロナのワクチンに限らず、ありとあらゆるワクチンが世の中に出るときに、このワクチンを打ったら不妊になるから打たないほうがいいよっていうデマが、もうずっと、どのワクチンでもこのデマは流されている。完全にデマです」と明確に否定した。
すると、中川は「アンケートで妊婦の方でお医者さんに相談したら止められた、という書き込みもありました」と質問。
河野氏は「産婦人科の学会は全く問題ありません、むしろ打ってくださいとおっしゃっている。重症化を防ぐワクチンですから。もしお医者さんに止められたとしたら、そのお医者さんの考え方が間違っている」との姿勢を示した。アレルギーや持病との兼ね合いでワクチンが打てない人に配慮しつつ、「副反応が怖いという方もいらっしゃいますけど、若い方でもコロナにかかったら重症化する割合が高くなっている。それを考えれば、分かってる熱が出ます、分かってる腕が痛くなりますっていうほうがボクはリスクとして全然小さいと思う」と強調した。
中川は「確かに数日間、熱や痛みがあることのリスクと、コロナになってしまって何の後遺症が出るか分からないし、無症状でも何週間も仕事休まなきゃいけないとか、そうなってしまったときの被害を考えると、ワクチンを打っておいたほうがいいかもしれない」と納得顔だった。