モスバーガー、人気商品「フォカッチャ」7年ぶり復活 作りにくい&食べにくいを大胆に改良

モスバーガーを展開するモスフードサービスが15日、都内で秋の新商品説明会を行い、大人気シリーズ「フォカッチャサンド」を7年ぶりに期間限定復活させることを発表した。22日から11月上旬まで期間限定で発売される

モスバーガーの秋の新商品がラインアップ【写真:ENCOUNT編集部】
モスバーガーの秋の新商品がラインアップ【写真:ENCOUNT編集部】

「まぜるシェイク」も2種類 秋のモスバーガー勝負ラインアップ発表会

 モスバーガーを展開するモスフードサービスが15日、都内で秋の新商品説明会を行い、大人気シリーズ「フォカッチャサンド」を7年ぶりに期間限定復活させることを発表した。22日から11月上旬まで期間限定で発売される。

 2000年~14年の間に合計10回、秋冬の期間限定商品として発売のたびに人気を博したフォカッチャは、累計4000万食以上というビッグセールスを記録。だが問題点もあった。

 上席執行役員でマーケティング本部長の安藤芳徳氏は「お店からは作りづらいと評判が悪く、お客様からはこぼれて食べにくいというご批判をいただく中、平均400万食を売り上げたのはおいしいから」と味に信頼を寄せ、1年半から2年近くの時間をかけ改良を加えた。

 その結果、誕生したのが「フォカッチャサンド 馬蹄型ソーセージ&グランピングソース」。

「15%ほどボリュームアップした」(第一商品開発グループリーダー、上村優氏)という馬蹄型ソーセージに、BBQソースをモス流にアレンジしたグランピングソースを合わせた逸品。外遊びがままならないコロナ禍に、食べるだけでアウトドア気分、グランピング気分を味わってもらいたいという狙いがある。

「小判状の形態をひょうたん状に変えることで、真ん中に食べ物が収まるようになった。よって作りやすく、必然的に食べやすくなった商品です。これが(秋のキャンペーンの)メーンです。10年前からファンがいるけど、10年前の商品とは違う。今までのものと似てはいるけど新しい」と安藤さんは自信たっぷり。1か月半の販売目標を250万食と明かし、「ちょっと背伸びすれば届かない数字じゃないかな」と見通した。

 2021年度秋キャンペーンのテーマは「“Nature”、日本の秋を五感で楽しむ」。

 フォカッチャのほか、ドリンクでは、地域食材を使用したリレー企画「まぜるシェイク」の第4弾(最終回)として「まぜるシェイク アップルマンゴー〈宮崎〉」と「同ぶどう〈長野〉」、期間限定のデザート商品として「ひんやりドルチェ なめらかショコラ ハイカカオチョコレート使用」と「おしるこ(粒あん)」を投入する。

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