渋沢篤太夫と妻・千代が感激再会 娘とともに抱き合って喜ぶ家族愛に注目
「東京2020パラリンピック」中継のため放送休止していたNHKの大河ドラマ「青天を衝け」が12日に3週間ぶりに放送される。パリから戻った渋沢篤太夫(吉沢亮)が日本でどう動いていくのか、12日の第26回の見どころを探った。
NHK「青天を衝け」の第26回(9月12日放送)の見どころを探る
「東京2020パラリンピック」中継のため放送休止していたNHKの大河ドラマ「青天を衝け」が12日に3週間ぶりに放送される。パリから戻った渋沢篤太夫(吉沢亮)が日本でどう動いていくのか、12日の第26回の見どころを探った。
NHKによると、主人公・篤太夫が、久々に故郷・血洗島に戻り、妻・千代(橋本愛)、父・市郎右衛門(小林薫)、母・ゑい(和久井映見)ら家族と再会を喜び合う。ただ、尾高家に起こった悲しい出来事を知って大きな衝撃を受ける流れになるという。
その後、篤太夫は昭武(板垣李光人)から預かった書状を届けるため、慶喜(草なぎ剛)が謹慎している駿府に向かう。駿府藩の中老・大久保一翁(木場勝己)にパリでの収支を報告し、慶喜との謁見(えっけん)を願い出るが…。という展開とされる。
久々の故郷・血洗島で家族と再会。篤太夫の気持ちはもちろんだが、激動の幕末の中で生き、パリまで行ってしまった夫の帰りをずっと待っていた妻・千代の思いを考えると、再会シーンは、感動的であってほしいと思ってしまう。
主演の吉沢も以前、取材会で千代の偉大さに言及していたことがあるが、作品からも渋沢の偉業は妻の大きな愛と支えがあったからこそだと感じる。放送では妻と娘と3人がしっかり抱き合うシーンもあるようだ。明治編に入ってから篤太夫の偉業はしっかり描かれると思われるが、第26回では夫婦愛を見どころ一つとして注目してみたい。