四千頭身・後藤、初エッセーを“メモ機能”で執筆「肉眼で文字数を確認するのがきつかった」
お笑いトリオ「四千頭身」の後藤拓実が8日、都内で行われた「これこそが後藤」発売記者会見に登壇した。後藤は、ぼそぼそと喜びの声を上げていた。
初エッセー出版で喜びの声を上げる四千頭身・後藤拓実
お笑いトリオ「四千頭身」の後藤拓実が8日、都内で行われた「これこそが後藤」発売記者会見に登壇した。後藤は、ぼそぼそと喜びの声を上げていた。
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「小説現代」(講談社)で連載されたエッセーを1冊にまとめた同書。執筆のきっかけを聞かれた後藤は「まあなんていうんでしょう。僕が本を書きたいという欲はどこにもありませんから、この辺で執筆すべきではないかという“圧”を感じまして。それから1年かかってようやく本を出すことになりまして、大変うれしく思います」と心境を明かした。
発売日の前に重版もかかり、三刷も決まったと担当者からの報告があると、後藤は「僕、本というものに疎くてですね。重版という言葉が分からなくて、調べさせていただいたんです。で、ようやく分かったと。今、三刷という言葉を初めて聞いたので、ちょっと後で調べたいと思います」と話し、下を向いた。
「どんな人に読んでもらいたいか」という質問が上がると、後藤は「ご存命の全ての方に読んでいただきたいです」と返し、「2人の相方には読んでもらいましたか?」という質問に後藤は「文字がつづられていない真っ白なサンプルをお渡ししまして、都築(拓紀)の方から面白かったと言ってくれました」と話し、笑いを誘った。
「苦戦したのはどこか?」との問いには、「文字数を埋めるのに苦戦しました。ワードというアプリで執筆させていただいたのですが、途中、ワードのログインができなくなりまして。ワードは文字数が出るんですが、メモ機能だと文字数が出なくて。肉眼で文字数を確認するのが一番きつかったです」と後藤は振り返っていた。
同書は後藤の初となるエッセー集。自身の生い立ち、家族、趣味、出会い、お笑いなどについてつづっている。俳優・ムロツヨシ、小説家・武田綾乃との対談も収録している。