前田敦子衣装に「パワーをいただきました」 小栗有以が“AKB巻き返しの章”誓う
アイドルグループ「AKB48」Team8・TeamA兼任の小栗有以が26日、ソロコンサート「YUIYUI TOKYO」をTOKYO DOME CITY HALLで開催した。
AKB48小栗有以ソロコンサート~YUIYUI TOKYO~
アイドルグループ「AKB48」Team8・TeamA兼任の小栗有以が26日、ソロコンサート「YUIYUI TOKYO」をTOKYO DOME CITY HALLで開催した。
18日よりスタートした「AKBグループ 2020TDCライブ祭り」は26日が最終日で、小栗は全17公演の大トリという大役を任された。TOKYO DOME CITY HALLでのソロコンサートは、2017年1月の「新春!チーム8祭り~小栗有以の乱~」以来3年ぶりの開催となる。
ドラマ「マジムリ学園」(日本テレビ)の主人公・リリィーに扮して小栗は、「百合を咲かせるか?」をクールに歌い上げ、薔薇をテーマにした楽曲「バラの儀式」と「Blue rose」では曲に合わせたカラーの衣装にチェンジ。「風は吹いている」で美しくしなやかなダンスで早速ファンを魅了した。大好きなお菓子“カントリーマアム”を題材にしたオリジナル青春ミニドラマでファンをほっこりさせると、「ぐ~ぐ~おなか」でお菓子を配りながら歌う演出も。8曲目の「ラッキーセブン」では、憧れの前田敦子がミュージックビデオで着用した海賊モチーフの衣装で登場し、「前田敦子さんのぬくもりだったり、パワーをいただきました」と笑顔を見せた。
挑戦ブロックでは、著名なコレオグラファー(振付師)指導のもと、新たなジャンルのダンスにチャレンジ。「プラスティックの唇」ではK-POP系セクシーダンス、「この涙を君に捧ぐ」ではコンテンポラリーダンス、「全ては途中経過」ではJAZZ系ダンスで華麗に舞った。さらに、小栗自身も“伝説のコレ・オグリ・ファー YuiYui”として「抱きしめちゃいけない」のオリジナルの振り付けを考案。ペンライトの色を順番に変えるパフォーマンスで会場とひとつになった。本編の最後には「私が好きな言葉がたくさん入っている曲になっていて、普段言えないことを、この曲を通してお伝えできたらいいなと思います」とコメントして、生ピアノ演奏をバックに「アリガトウ」をやさしく歌い上げた。
今春で高校を卒業する小栗は、アンコールに制服風の衣装で登場。「制服の羽根」、「夢へのルート」を披露すると、自身の夢についてファンに語りかけた。「総監督のみーおんさん(向井地美音)が『メンバーそれぞれにアイドルとしての物語がある』と言っていて、私も自分が納得するまで“小栗有以のアイドル物語”って本が1冊できるくらい物語を作りたいと思いました。分厚い1冊の本ができるくらい、何があっても前を向いて、ポジティブに頑張って、素敵な1冊を作れるように頑張りたいです」と気持ちを伝え、「これから“AKB48巻き返しの章”をファンの皆さん、メンバー皆で作り上げていきたいです」とエースとしての誓いを述べた。最後は伝統曲「大声ダイヤモンド」で、15年目のAKB48を背負っていく覚悟を見せた。
《セットリスト》
OVERTURE
M01.百合を咲かせるか?
M02.バラの儀式
M03.Blue rose
M04.風は吹いている
M05.ぐ~ぐ~おなか
M06.キスだって左利き
M07.永遠より続くように
M08.ラッキーセブン
M09.プラスティックの唇
M10.この涙を君に捧ぐ
M11.すべては途中経過
M12.抱きしめちゃいけない
M13.瞳(オリジナル:大原櫻子)
M14.愛する人
M15.ハイテンション
M16.Teacher Teacher
M17.好きだ 好きだ 好きだ
M18.ランナーズハイ
M19.ハッピーエンド
M20.ごめんね、好きになっちゃって…
M21.法定速度と優越感
M22.47の素敵な街へ
M23.アリガトウ
EN1.制服の羽根
EN2.夢へのルート
EN3.大声ダイヤモンド