舞台「NARUTO」新作公演が12月に決定 「ペイン来襲編」「五影編」が中心
舞台「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~うずまきナルト物語~」の新作上演(12月4日開演、東京・日本青年館ホール 12月25日開演、メルパルクホール大阪)が決定した。
うちはサスケ役の佐藤流司「私はうちはサスケを愛してやみません」
舞台「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』~うずまきナルト物語~」の新作上演(12月4日開演、東京・日本青年館ホール 12月25日開演、メルパルクホール大阪)が決定した。
同作は2015年3月に舞台化され、ち密で斬新な演出と、漫画から飛び出してきたようなビジュアルで国内にとどまらず海外3都市でも旋風を巻き起こした。
16年には国内での再演に続き、中国6都市とマレーシアを巡るワールドツアーも敢行。17年に上演した続編「暁の調べ」は歌や生演奏を加えた演出で好評を博し、新演出とキャラクターを追加した19年の再演も、国内外での上演が大盛況の内に閉幕している。
今回の新作では、初演からうずまきナルトを演じていた松岡広大の意思を引き継ぎ、新たに中尾暢樹がナルト役を演じる。初出演のキャストが名を連ねる中、うちはサスケ役の佐藤流司、春野サクラ役の伊藤優衣、はたけカカシ役の君沢ユウキなど、前作から引き続き出演するキャストたちが、これまで築き上げてきたライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」の世界を支える。
今作の中心となるのは、読者からの人気も高い「ペイン来襲編」「五影編」。初登場のキャラクターも続々と登場し、物語のキーとなる波風ミナト役は北園涼、長門役は玉城裕規が演じる。
うずまきナルト役の中尾は「役が決まってから原作の『NARUTO』を読み返しました。今までの読み方とは変わってナルトの心情や行動原理を理解しようとすると、ナルトの熱い心や仲間への想いが自分の中に入っていくようで、こんな素敵な役を演じられることが幸せだなとかみ締めております。世界中から愛されているこの作品。1人の役者として1ファンとして、愛すべきナルトを全うしたいと思います。皆さんの前に立てることを楽しみにしています」とコメント。
うちはサスケ役の佐藤は「6年になります。サスケを演じて、それほどの月日が流れました。小学校を卒業出来ちゃいます。私はうちはサスケを愛してやみません。止めどないこの愛を、どこにぶつけましょう。お客様に、キャストに、木ノ葉に、ナルトにぶつけましょう。心身共にサスケに追いつけるよう、仕上げてまいりました。世界中から愛されるこの作品を、改めて一緒に体験しましょう」とメッセージを寄せた。
(C)岸本斉史 スコット/集英社
(C)ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2021