柔道金のウルフ・アロン「UFOキャッチャーにハマってる」 意外なエピソード披露

東京五輪・柔道男子100キロ級で日本に金メダルをもたらしたウルフ・アロンが、17日のラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)に出演。五輪でのさまざまな出来事について語った。

柔道金メダルのウルフ・アロン、意外なプライベート明かす【写真:(C)ニッポン放送】
柔道金メダルのウルフ・アロン、意外なプライベート明かす【写真:(C)ニッポン放送】

ラジオ「垣花正 あなたとハッピー!」に出演

 東京五輪・柔道男子100キロ級で日本に金メダルをもたらしたウルフ・アロンが、17日のラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)に出演。五輪でのさまざまな出来事について語った。

 勝ったことのなかった趙グハムとの決勝での激闘について問われると、「逆ての担ぎ技をする選手なので苦手なタイプ。彼にターゲットを絞って、担ぎ技を得意とする日本の選手と乱取りしたり、嫌がる組み手や技を研究した」と作戦通りの勝利だったと胸を張ったウルフ。試合前については、柔道メダルラッシュに沸く状況に「残されている選手の気持ちとしてはプレッシャーしかなかった。試合が終わった選手の顔を見るとストレスから解放されていて『いいなー。僕も早く解放されたい、この緊張感から早く抜け出したい』と思ったけれど、オフのムードを感じないよう会話もしないようにした」とも明かしている。

 自身の性格については、「やるからにはとことん突き詰めたい、トップにいきたい、極めたい性格」だと語り、「最近はUFOキャッチャーが大好きすぎてハマってる。お金も使い過ぎちゃう。あるとき高校生に気付かれてしまい、『ナイショでお願い!』と焦った」とプライベートなエピソードも披露した。

 また、今大会で退任の井上康生監督と戦ってみたい気持ちはあるか聞かれると、「戦ってみたい気持ちはある。でもやっぱり絶対井上先生は強いっすよ! 内股と背負い投げと両方できる選手はなかなかいない」と、井上監督への尊敬の念を語った。

 そして、フランスに敗れた混合団体戦で1階級上の絶対王者テディ・リネールの相手に選ばれたことについて「『アロン行くぞ!』の言葉に『マジっすか、勘弁してください』と思わず言ってしまった」とちゃめっ気たっぷりで語った。リネールの手堅い柔道を経験し、次のパリ五輪大会へ向けては「次回も100キロ級でいきます! 3年しかないと思ってオンとオフを切り替えて技術もパワーもまだまだ付けていきたい」と階級の宣言と意気込みを語っていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください