上白石萌音、「ちびまる子ちゃん」出演で「跳び上がるほどうれしかった」 9歳の少女役
アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜、午後6時)では、8月の1か月間で豪華ゲスト声優が登場しており、3週目の15日の放送は、めざましテレビのメインキャスターとしておなじみの井上清華アナウンサーが博多弁を話す小学校3年生の少女として登場する。22日にはお笑いトリオ「ロバート」(秋山竜次、馬場裕之、山本博)が旅好きの若者3人組、トリとなる29日は上白石萌音が9歳の少女として出演を果たす。
15日の放送は井上清華アナウンサーが博多弁を話す少女役で登場
アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜、午後6時)では、8月の1か月間で豪華ゲスト声優が登場しており、3週目の15日の放送は、めざましテレビのメインキャスターとしておなじみの井上清華アナウンサーが博多弁を話す小学校3年生の少女として登場する。22日にはお笑いトリオ「ロバート」(秋山竜次、馬場裕之、山本博)が旅好きの若者3人組、トリとなる29日は上白石萌音が9歳の少女として出演を果たす。
ロバートの3人が演じるのは「まる子と3人の風来坊」に登場する旅好きの若者3人組。気ままなヒッチハイカーとして、北海道の宗谷岬目指して旅をしている3人が、静岡の清水にやってきたところでまる子とたまえに出会う。アフレコは冒頭から、3人の息がぴったり合い、まるで普段の3人をアニメーションで見ているような自然な出来栄えで、順調に進んでいった。時折アドリブを挟む余裕もあり、特に“トゥトゥトゥのリズム”で遊ぶ場面は、不思議な合いの手を挟みながらロバートらしさがふんだんに生かされた演技になっている。
上白石は声優としてはすでに多数の作品に参加しており、その柔らかくも芯のある声で多くの人を魅了してきた。今回演じるのは、少し風変わりな女の子で、最初は自分の自信のなさからまる子たちに意地悪な態度を取ってしまうが、次第にまる子のペースに引き込まれ、打ち解けていくという小学生らしいお話となっている。
アフレコは予想を大きく上回るペースでスムーズに進み、監督も冒頭のテストから、「私から言うことは何もありません」と絶賛した。
ゲスト陣からコメントが届いた。ロバートの馬場は「一瞬だけの出演だと思っていたのに、こんなに長く出演させてもらえて、思い出になるというか、なかなか今までになかった仕事ですね」と振り返り、秋山は「ネタが生かされているストーリーだから、まさか自分たちのネタを、まるちゃんたちがやってくれているっていうのが感動するよね」と話した。山本は「うちは奥さんも『ちびまる子ちゃん』が大好きだし、毎回録画しているんですよ。だから信じられないですよね。この台本も絶対大事にしますし、宝物になるものだと思っています」と語った。
自身の演じる役のイラストを見て、馬場が「寄せてるというか、本当にまんまですね」と話せば、山本は「自分たちに合ったキャラクターを新しく作っていただいて、あのTシャツも、あんな感じのよく着てるもんね」とお気に入りの様子を明かした。
一方の上白石は、出演が決まったときの感想について、「夢にも思っていなかったので、本当に跳び上がるほどうれしかったです。小さいときもずっと見ていたし、大人になってからもさくらももこさんのエッセーを読んで再びこの世界観が大好きになって、『ちびまる子ちゃん』は今でもよく見ているので、“こんなことってあるんだな、続けていたらいいこといっぱいあるんだな”と思いました」と情感を込めた。
演じる上で気を付けた点については「ちょっとだけおませさんなところがある子だったので、大人になり過ぎないように、あんまり子ども、子どもし過ぎないあんばいを攻めたいなと思ってきたんですけど、いざ始まってみると、まるちゃんとたまちゃんの声に引っ張ってもらって、自然とあの世界に入ることができました。やっぱりお二人の声はすごかったです」と話した。
最後に、「すごくジーンとしたとってもいいお話で。台本を読んでいてもジーンとしたのに、それがまるちゃんの声で語られると、余計すっと胸に入ってきて、改めて『ちびまる子ちゃん』という作品のよさが凝縮されているお話だと思いました。すごく夏らしさがありつつ、でもちょっとしっとりしていて、夏の終わりの放送にぴったりのお話。ぜひご家族で楽しんでもらいたいです」とメッセージを寄せた。