大河「麒麟がくる」で“怪演”…最後に毒殺されたイケメン俳優は誰?
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第2話が26日に放送された。第2話では、美濃の国に戻った明智光秀(長谷川博己)が合戦の中で「武士の誇りとは何か」を自問自答し、葛藤する様子が描かれている。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第2話で注目
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第2話が26日に放送された。第2話では、美濃の国に戻った明智光秀(長谷川博己)が合戦の中で「武士の誇りとは何か」を自問自答し、葛藤する様子が描かれている。
美濃に攻め入った織田信秀(高橋克典)のおよそ2万の大軍の前に劣勢になるも、美濃の領主・斎藤道三(本木雅弘)が相手を出し抜いて軍勢わずか4000人ながら一気に形勢逆転し、信秀を敗走に追いやった。さらに道三は、美濃の守護大名であり、実の娘・帰蝶(川口春奈)の婿である土岐頼純が信秀と結託して今回の騒乱を企てたことを突き止めると、頼純を城に呼び出して毒殺。政治のためなら自分の娘婿すら殺してしまう道三の冷酷さが印象的に描かれ、不穏な空気のまま物語は第3話へと続く。
この最後のシーンで登場した土岐頼純の鬼気迫る台詞回しとインパクトにネットは騒然。この土岐頼純を演じたのが、俳優・矢野聖人だ。2010年に演出家・蜷川幸雄氏の「身毒丸」主演オーディションでグランプリに輝くと、蜷川氏の演出する舞台に多数出演するなど演技力を磨いてきた。テレビドラマ「リーガル・ハイ」や「シャーロック」など話題作への出演も相次ぎ、映画「HiGH&LOWシリーズ」など人気作品でも存在感を発揮している。
矢野について、制作統括の落合将氏は「帰蝶の夫なので若い設定で、20代から30代くらいの役者さんにやっていただくしかなかった。そこで蜷川さんと慣れている矢野というのが出てきた」と配役の意図を説明。良家出身らしくしたたかに、しかし野心に溢れた頼純の激情を表現した矢野の演技に「演劇的な芝居が、今回のあのシーンにはすごく合っていた。頑張ってくれたと思います」と太鼓判を押していた。
矢野は22日に自身のインスタグラムで「念願の大河ドラマデビュー致します!!」と喜びを報告していた。大河で”怪演”を見せた話題のイケメン俳優に注目が集まる。