菅原小春が朝ドラで車いすマラソン選手役 自主練で「車いすでNHKから家まで帰った」
ダンサーで女優としても活躍する菅原小春がNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)に車いすマラソン選手・鮫島祐希(さめじま・ゆき)役で出演している。菅原がこのほど、演じる鮫島についてNHKを通じてコメントを発表した。
ダンサーとして活躍も2019年の大河ドラマ「いだてん」にも出演
ダンサーで女優としても活躍する菅原小春がNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜、午前8時)に車いすマラソン選手・鮫島祐希(さめじま・ゆき)役で出演している。菅原がこのほど、演じる鮫島についてNHKを通じてコメントを発表した。
菅原は、朝ドラ出演が決まった際の感想を「NHKで、しかも“朝ドラ”という誰もが知っている番組に出演できるのは、大変名誉なことだなと思っています。私自身、お芝居も経験が少ないので緊張もありましたが、いつも応援してくれている祖父に喜んでほしいという気持ちが大きかったので、本当にうれしかったです」とコメントした。
また、車いすマラソン選手を演じることについて「車いすマラソンという競技を今回初めて知りました。練習期間を多くとれたわけではなかったのですが、指導してくださった花岡伸和さんとともに、ポイントを絞りながらトレーニングを重ねました。実は自主練ということで、車いすでNHKから家まで帰ったこともあるんです」と明かした。
自宅まで車いすで帰ったときの様子について「周囲からの視線も感じますし、整備されていない道路は動きづらいし、腕だけの力で進むのは本当に大変なんだと実感しました。体験してみて私自身も、もっと車いすの方に親切にしようとあらためて思いますし、より多くの人が車いすの大変さを知っておく必要があるとも思いましたね。難しい役だなと、はじめは思いましたが、初めての経験ができてとても勉強になりましたし、花岡さんをはじめとするアスリートの方々には、本当にリスペクトの気持ちでいっぱいです」とした。
菅原はこれまで2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」にも出演し、人見絹江を演じていた。