小池都知事、五輪“無観客赤字”の一時補填について見解「取り決めは取り決め」

東京都の小池百合子知事が6日、都庁で行われた定例会見に出席。無観客開催となった東京五輪の赤字費用を都が一時的に補填(ほてん)することについて「取り決めは取り決め」との見方を示した。

都庁で行われた定例記者会見に出席した小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】
都庁で行われた定例記者会見に出席した小池百合子東京都知事【写真:ENCOUNT編集部】

この日大会15日目を迎え、閉会式まで残り2日と迫った東京五輪

 東京都の小池百合子知事が6日、都庁で行われた定例会見に出席。無観客開催となった東京五輪の赤字費用を都が一時的に補填(ほてん)することについて「取り決めは取り決め」との見方を示した。

 この日大会15日目を迎え、閉会式まで残り2日に迫った五輪について、小池知事は「ここまで大会の運営はおおむね順調。日本勢のアスリートは大活躍ですよね。24日からはパラリンピックが開催される。この夏のオリンピック、パラリンピックが希望の灯りとなるように」とあらためて大会の意義を強調。

「さまざまな方がオリンピックを応援していることがステイホームにつながっている。テレビ局の方もここにいらっしゃいますので、ステイホーム比率と視聴率の関係など、ぜひとも調査していただければ」とコロナ禍での“五輪効果”に自信をのぞかせた。

 一方、無観客開催となったことで生じた大幅な赤字について、都が一時的に補填するとの取り決めについては「取り決めは取り決め。今まさに大会期間中で、これは決算のときの話になってくる。(金額は)取り決めの中ですでに決まっていることですが、そもそもまだその決算も終わってない段階ですから」と話した。

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