浜田ブリトニー 久々のギャルメイク姿で「たぶん子供は泣くかもしれない」
SDGs×マンガのチカラ製作委員会は22日、都内で会見し、プロデューサーを務めるタレントで漫画家の浜田ブリトニーが出席した。
SDGs×マンガのチカラ製作委員会が発足会見
SDGs×マンガのチカラ製作委員会は22日、都内で会見し、プロデューサーを務めるタレントで漫画家の浜田ブリトニーが出席した。
「SDGs×マンガのチカラ」は、国連が2030年までに国際社会が実現すべき17の目標を定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」を漫画の力で広めることが狙いのプロジェクト。貧困や飢餓、エネルギーなど、地球全体が抱える課題を解決するために、「課長島耕作」の弘兼憲史氏、「ブラックエンジェルス」の平松伸二氏、「GTO」の藤沢とおる氏、「少年アシベ」の森下裕美氏ら17人の有名漫画家がそれぞれ「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など1人1つの目標を漫画で描き下ろして、SDGsの認知度を高めていく。
漫画家への呼びかけをした浜田は、久々のギャルメイクで登場。40歳とは思えない姿で「今日は昔のホームレスギャルからSDGsを漫画化することを宣伝するために”したたかギャル”に変身させていただきました。SDGsを知ったきっかけは、自分の子供が大人になったらどんな世界になるのかなと考えた時に、このままではいけないということで17の目標を知ることができました。それに向けて漫画家を集めて漫画で伝えられたらいいなと思ってこの企画を始めました」とあいさつした。
担当の目標は「ジェンダー平等を実現しよう」で、「児童法について大変多くの悩みを抱えている世界中の子供たちがいると思います。みなさん、そういうことを少しでも知って、私たちができることを1人ひとりが意識して、それを漫画でさらに知ってもらうことによって、東京2020もSDGsのテーマを大きなテーマとして取り上げてますので、世界の方に日本の文化として漫画で伝えられたら」と意欲を見せた。
プロデューサーとして舞台裏も語り、「今日集まった先生は17のテーマを個人個人にしっかり合ったものにテーマを振り分けてオーダーしました。例えば、かなつ久美先生は動物愛護の活動をもともとしているので、そちらのテーマを描いていただいたり、平松伸二先生には、外道のお話だったりお金とか得意かなと思ってそちらのほう書いていただいたり、倉田よしみ先生は味いちもんめを描いていますので、食に関して書いていただいたり、あとはDr.コトーの山田貴敏先生も医療について描いていただいたり、藤沢とおる先生も学校について描いていただいたり、全員この先生じゃないと描けないというテーマを振り分けて、SDGsに参加していただいています」と説明した。
日本でのSDGsの認知率は18%ほどとされる。「この漫画を通じて先生方のもともとファンだったり、SNSで拡散したりとか、さらに人に知ってもらって100%を目指せたらなと思います」と強調した。
また、2018年4月に第1子となる女児・雫ちゃんを出産している浜田は、ギャルメイクを子供に見せたらどうなるかという問いに「たぶん子供は泣くかもしれないですね」と苦笑。「でも、ギャルの方にも知っていただけたらなという思いを込めて今日ギャルメイクをしてきました」と使命感を燃やした。
完成した作品は書籍とWebで発表され、出版は初夏を予定している。