東京五輪の男子60kg級で金メダルを獲得した日本代表の高藤直寿が1年前、今回の五輪に向けてツイッターで発信していた内容が注目されている。

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　話題となっているのは金メダル獲得の約1年前となる2020年7月25日の投稿。文章がつづられたメモの写真を公開していた。

「2020年7月25日は、オリンピックで僕が金メダルをとる日のはずでした。

　新型コロナウイルスの影響を受け一年延期になってしまった事は仕方ないと思います。
　さらには先日の豪雨でも多くの方が被害に遭われ、心から楽しめるオリンピックはできなかったと思います。

　今もコロナウイルスの感染は広がっており、本当に来年オリンピックが開催できるのかと不安は気持ちもあります。

　子供の頃からの夢であるオリンピックチャンピオン。この夢に向かってどんなに辛い事でも乗り越えてきました。

　今ボクに出来る事は前を向き一日一日を大切に努力を続けていく事だと思っています。

　一年後、「2020年では見られなかった高藤」を必ず皆さんに披露いたします。

　今後ともご声援のほどよろしくお願い致します。

　2020年7月25日　柔道　高藤直寿」（原文ママ）

　このツイートは金メダル獲得後、「高藤選手の1年前のツイートがカッコよすぎる」としてSNS上で話題となり、1年越しでさらに拡散。「とてもかっこよかったです！」「1年越しの金メダル獲得、本当におめでとうございます!」「あきらめなければ道は開ける…1年越しに証明することができたと思います」「念願の金メダルおめでとうございます。もうこれ以上の言葉が思い浮かびません」などの声が寄せられている。

※高藤直寿の「高」ははしごだか