鈴鹿央士「3歳から顔が変わっていないと言われる」 “大人の渋さ”願望を明かす
俳優の鈴鹿央士が17日、東京・キネカ大森で行われた映画「星空のむこうの国」の公開記念舞台あいさつに登場した。共演の秋田汐梨、佐藤友祐、有森也実、小中和哉監督が出席した。
35年ぶりにセルフリメイクしたラブロマンス
俳優の鈴鹿央士が17日、東京・キネカ大森で行われた映画「星空のむこうの国」の公開記念舞台あいさつに登場した。共演の秋田汐梨、佐藤友祐、有森也実、小中和哉監督が出席した。
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本作は、1986年に小中監督が発表した同名長編映画を35年ぶりにセルフリメイクしたラブロマンス。2か月もの間、ずっと夢に出てきた少女・理沙(秋田)と現実で対面した昭雄(鈴鹿)が、時空を超えた恋模様を繰り広げる姿を描いている。
初主演映画となった鈴鹿は「堤防で星を見るシーンがあるんですけど、これは何日も分けて撮ったんです。日をまたいでの撮影や、グリーンバックでの撮影をして、いろいろなカットをつなげたシーンで、初めての経験が多くありましたけど、楽しい撮影でした」と振り返った。
秋田に撮影を振り返ってもらうと、「意識が引っ張られないようにオリジナル版は見ませんでした。有森さんを含めてスタッフさんも前作と同じメンバーも多いみたいで、一体感もすごくて、みんな仲良く楽しい現場でした。35年前のリメイク作品ということを気にしないでやっていましたけど、有森さんがお母さんみたいに話しかけて下さったので、すごく頼もしかったです」と明かした。オリジナル版で秋田の役を演じた有森とは、秋田の親役として出演。有森は「秋田さんは芯が強くて、しっかりしていて頼もしくて強いんですよ。それが彼女の魅力でもあるんだろうなと思います」とコメントした。
撮影エピソードを聞かれた佐藤は「央士くんがとにかくかわいいんですよ。央士くんは『僕仲良くなったらすぐ人に抱きついちゃうんですよ』って言ってたのに、まだ1回も抱き付かれてないんです」と鈴鹿に投げかけた。
35年ぶりのリメイク作ということで、35年後の自分について質問された鈴鹿は「56歳ですか。ちょうど僕の父親の年齢なので、いい父親になっていたいです。あとは、僕は3歳から顔が変わっていないと言われているので、もし35年後もこの顔だったらいやなので、もうちょっと大人の渋さを出していたい」と語った。小中監督からは「40歳を過ぎたらガラリと変わるよ」と突っ込まれた。
本作は東京・シネ・リーブル池袋ほかで全国で上映中。