武田梨奈「好きなタイプは“優しい意地悪”」 濱正悟との胸キュンシーンにドキッ
人生迷子ちゃんに贈る“妄想系ラブストーリー”を描いた映画「ナポレオンと私」が2日に公開された。恋愛ゲームアプリ「イケメンヴァンパイア」を原作に、ゲームの世界観を崩すことなくアプリ内のキャラクターが実写の世界に出現し、20代~30代の女性が共感できる物語を作りたいという熱い思いから誕生した本作。人生迷子女子・春子を演じた武田梨奈、ゲームから飛び出した英雄・ナポレオンを演じた濱正悟が、インタビューで作品の見どころを教えてくれた。
映画「ナポレオンと私」で共演した武田梨奈と濱正悟にインタビュー
人生迷子ちゃんに贈る“妄想系ラブストーリー”を描いた映画「ナポレオンと私」が2日に公開された。恋愛ゲームアプリ「イケメンヴァンパイア」を原作に、ゲームの世界観を崩すことなくアプリ内のキャラクターが実写の世界に出現し、20代~30代の女性が共感できる物語を作りたいという熱い思いから誕生した本作。人生迷子女子・春子を演じた武田梨奈、ゲームから飛び出した英雄・ナポレオンを演じた濱正悟が、インタビューで作品の見どころを教えてくれた。(取材・文=安藤かなみ)
――まず、お互いの印象を教えてください。
濱「アクションのイメージがあったのですが、今回はアクションは封印ということで、ギャップがあって新しい感じだと思いました。まあ、肘打ちはされているんですけど(笑) 武田さんは現場でも能動的に接してくれたりして、人見知りの僕としてはすごくありがたかったです」
――武田さんからどんな働きかけがあったのでしょうか。
濱「撮影の2日目に、支度部屋で武田さんやヘアメイクさん、衣装部のみんなと一緒にいたときに虫が出てきたんですよ。武田さん以外が悲鳴を上げて、『武田さんはなんで大丈夫だったんだろう』と思ったら、武田さんが持っていたミニカー風の走る虫のおもちゃだったんですよ(笑)
それがきっかけで、皆の心がぎゅっとなって。ホラー映画を見るとカップルになりやすいと言いますが、あれって本当なんだって思うくらい、急に皆が仲良くなりました」
武田「濱さんはすごくクールな印象が強かったので、『どうやったら距離を縮められるかな』と考えていたんです。そのとき、たまたま虫のおもちゃがあって(笑) どんな反応されるか分からなかったんですが、私のいたずらに嫌な顔せず、『いい加減にしてくださいよお!』みたいな感じで、結構ツッコんでくれて、そこから仲良くなったんです。
濱さんはすごくしっかりしている大人な方だなという印象と、おちゃめな印象もあって、そのギャップがとてもすてき。撮影の合間とかも、『物まねやって』と言うとやってくださったりして。普通だったら『やめてくださいよ』『なんですか急に』となるのに、サラッとやってくれるようなところもあって、すごく接しやすかったです。でも、いまだに敬語で、そこだけ崩れてくれないです」
濱「ここで急にタメ語で話したら、『こいつ生意気だな』ってなりませんか?(笑) 僕、まだ芸能界にいたいです!」
――恋愛アプリゲームの映画化と聞いた時はいかがでしたか。
武田「ラブコメ映画とお聞きしてから『イケメンヴァンパイア』をやらせていただいて、その後に台本を読みました。がっつりラブコメで、キュンキュンするような今時っぽい作品なのかなと思っていたのですが、実際は日常がとてもリアルに描かれていて、キュンキュンするだけではなくて、相手を好きになる感覚も自分を好きになる感覚もすごく大切にされている作品。ただキュンとするだけではなくて、キュンとする気持ちと、自分への愛を感じたので、それを私のお芝居で伝えられたらいいなと思いました」