奥野壮がオーディションで勝ち取った2度目のヒーロー「絶対にこの役を演じたい!」

俳優の奥野壮(20)が、特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」(NHK総合、26日スタート、毎週土曜、午後6時5分~全3回)で主演を務める。パラスポーツとスーパーヒーローが合体した特撮ドラマ。車いす陸上のトップアスリートを目指す高校生の主人公・森宮大志(奥野)が、仲間が作るサポート・ギアを駆使して侵略者から地球を守る姿を描く。

主演を務める奥野壮【写真:(C)NHK】
主演を務める奥野壮【写真:(C)NHK】

オーディションで勝ち取る 仮面ライダージオウの経験も生かされた撮影に

 俳優の奥野壮(20)が、特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」(NHK総合、26日スタート、毎週土曜、午後6時5分~全3回)で主演を務める。パラスポーツとスーパーヒーローが合体した特撮ドラマ。車いす陸上のトップアスリートを目指す高校生の主人公・森宮大志(奥野)が、仲間が作るサポート・ギアを駆使して侵略者から地球を守る姿を描く。

――オーディションで出演が決まったそうですね。

「オーディションを受けさせていただくときに『僕、絶対にこの役を演じたい!』と思ったんですよね。パラスポーツと特撮ヒーローものを合体させてドラマを作るというのを聞いたときに、『何それ? 絶対に面白いし、新しい。絶対に僕を使ってほしい!』と思って、オーディションに挑みました。出演が決定した報告を受けたときは、すごくうれしかったですし、頑張ろうという気持ちでした」

――演じる森宮大志の魅力や、ご自身と似ているところはありますか?

「大志の一番最初の印象は『強い』ということですね。普通に歩けていたのに、突然、事故で歩けなくなった。それでも宇宙飛行士を目指すということに、強い精神力を感じました。僕と似ているところは、夢に真っすぐなところですかね。僕は大志のようにすごく強い心だったり、明るくポジティブなところは持ってはいないのですが……(笑)。お芝居に対して、誠心誠意真っすぐな心で向き合っているので、そういうところは似ているかな」

――森宮大志を演じるにあたり、特に意識したことは?

「常に車いすで生活している役なので、足が動かないようにすることを意識してお芝居をしました。そして、17歳という僕よりも3つ年下の役なので、真っすぐな心で世界を見るということを頭の片隅に置きながら演じました」

――仮面ライダージオウでの経験は生かされましたか?

「生かせました。例えば、怪獣が現れたときのリアクションとか、ぶつかったときのアクションなど、特撮ならではのリアクションやアクションみたいなものはライダーを経験したからこそ、あまり撮影を止めずにスムーズに撮影をすることができました。それと、特撮ではアフレコで声を当てる機会があるのですが、そういった部分でもライダーを経験したことが生かせましたね」

――大志の父親・森宮源役のつるの剛士さんも特撮作品を経験していますが、特撮にまつわる話はされましたか?

「つるのさんは、ウルトラマンシリーズに出演したり、戦隊シリーズの主題歌も歌っているんですよね。つるのさんに『あとは、ライダーだけなんだ。ライダー関係者に話してくれないか? 出演したいんだ』と言われました(笑)。特撮の話というよりも、プライベートの話をする方が多かったです」

――では、大志のコーチ・深井京役の小芝風花さんとの共演はいかがでしたか?

「以前にも一度共演したことがあり、そのときにも思っていたのですが、気さくで明るい方です。同じ関西出身というのもあって話しやすく、あまり気を使わなくていいというか……(笑)。小芝さんが現場に入るだけで現場が明るくなるような。人としての魅力がたくさん詰まっている方だなって」

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