エース棚橋弘至が胸熱メッセージ 「やられてもやられても立ち上がっていく」

人気プロレスラーの棚橋弘至(42)が6月12日、都内で自身の著書「カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」」(マガジンハウス)の出版記念発表会とお渡し会を行った。プロレス界の絶対的エースが、健筆をふるって生きるヒントを送り届ける。

新著を発表したプロレスラーの棚橋弘至【写真:山口比佐夫】
新著を発表したプロレスラーの棚橋弘至【写真:山口比佐夫】

新著「カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」」を堂々披露

 人気プロレスラーの棚橋弘至(42)が6月12日、都内で自身の著書「カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」」(マガジンハウス)の出版記念発表会とお渡し会を行った。200人の定員に600人近くの応募が集まった盛況ぶり。プロレス界の絶対的エースが、健筆をふるって生きるヒントを送り届ける。

 6月13日に発売の同書は、けがに苦しみ復活を遂げた自身の近年の経験を綴り、職場や家庭で悩める人たちへのエールをしたためた内容だ。棚橋は「(自身の)前厄、本厄、後厄を生々しい文章で書いた」と振り返りながら、「カウント2.9でギリギリの状況。日常生活でも、学校での人間関係や仕事でうまくいかないなどいろいろな2.9の状況があると思う。やられてもやられても立ち上がってやり返すのがプロレスの醍醐味。日々の生活を修行の場にできれば1日が有意義になる。日常をどう過ごすかということを僕なりのやり方を求めた」とあふれる思いを語った。

『カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」』【撮影:関竜太】 (C)マガジンハウス
『カウント2.9から立ち上がれ 逆境からの「復活力」』【撮影:関竜太】 (C)マガジンハウス

 表紙だけでなく、試合で戦う様子や肉体美を披露する写真がふんだんに盛り込まれており、カバー写真について「42歳の棚橋にしか出せない表情。いい年の重ね方をした気がする」と笑顔を見せた。

悩める人たちへエールを送る内容だ【写真:山口比佐夫】
悩める人たちへエールを送る内容だ【写真:山口比佐夫】

 タイトルに「復活力」という「ものすごくエネルギーのある言葉」を込めた力作。「苦しんでいても最終的には立ち上がっていこうぜ、という思い。復活したいと思っているみなさんにぜひ読んでほしい」と力強く語った。

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