19歳の若手女優・小椋梨央が存在感を放っている。12日に放送されたテレビ東京「ゴッドタン」（毎週土曜、深夜1時45分）で「いきなり番宣選手権」で見せた“好演”に「やはり面白い！　裏切らなかった！」と反響を呼んでいる。

　企画「壁ある芸人矯正プログラム」で野田クリスタル（マヂカルラブリー）の心の壁を外す女性として登場した際にお笑い初体験とは思えない即興ツッコミや負けないハート、飽くなき向上心が各方面で絶賛され大反響を呼んだ小椋。12日放送では、ニセ番組「即興番宣選手権」の収録と称し、小椋を呼び出し、小木博明、矢作兼、劇団ひとりと即興番宣を繰り広げる。

　小木は“自分じゃ何も決められない自信ゼロ芸人”の設定で、小椋に「なんか思いつかない？」と丸投げ。小椋が小木をリードする展開となった。番宣では、「働け小木、お前49歳だろうが！」と鋭いツッコミがさく裂し、無事にクリア。

　続く矢作は“テンションが高いだけで何も考えていない超テキトー芸人”の設定で登場。適当な矢作に振り回されるが、それにもめげずにネタ作りに挑戦し、機転を利かせやり、瞬発力を見せたりと真摯（しんし）に取り組んだ。

　盛りだくさんの内容に放送は1週では収まらず、後編が19日に放送されることが決定した。

　プロデューサーの佐久間宣行も「面白くなるかどうか分からないから、期待を背負わせてもかわいそうすぎるから。他の企画と合わせて、短くしてもいいようにお試しで撮ろうと思ったらちゃんと1本で仕上がって」とまさかの撮れ高。「しかも1週じゃ収まらないぐらいの撮れ高になるっていうことが起きたんで……。小椋梨央さんがどういう人なのか見てもらったら分かると思うんで。ぜひ、ご覧いただきたい」と絶賛だ。

　異例の「2週間小椋梨央企画」が実現したが、12日の放送を受けてSNS上では「やはり面白い！　裏切らなかった！」「作家もいける、演出も、ツッコミも！」「番組丸々小椋梨央企画!?　2週またぎ!?」と大きな反響を呼んでいる。