NCT127・ユウタ 日本人男性でインスタフォロワー数1位 アニメ「Free!」の松岡凛と激似
韓国発の多国籍グループユニット「NCT127」の唯一の日本人メンバー・ユウタ(YUTA、悠太)の公式インスタグラムフォロワー数がまもなく600万人に達する。ユウタは2月に「日本人男性タレント」のカテゴリーで山下智久や山崎賢人らを抑えて1位に躍り出た。以降もフォロワー数は伸び続け間もなく600万人を超える勢いだ。
「東方神起」に憧れ16歳で渡韓 「アッコにおまかせ」で和田アキ子とトーク
韓国発の多国籍グループユニット「NCT127」の唯一の日本人メンバー・ユウタ(YUTA、悠太)の公式インスタグラムフォロワー数がまもなく600万人に達する。ユウタは2月に「日本人男性タレント」のカテゴリーで山下智久や山崎賢人らを抑えて1位に躍り出た。以降もフォロワー数は伸び続け間もなく600万人を超える勢いだ。
大阪府出身のユウタは16歳のとき、東方神起に憧れてK-POPアイドルになることを決意。単身渡韓しBoAや東方神起、少女時代らが所属する韓国の大手事務所「SM エンターテインメント」の練習生になった。「NCT」とは「Neo Culture Technology(ネオ・カルチャー・テクノロジー)」の頭文字。「127」はソウルの経度である東経127度線を意味しているが、韓国だけではなく中国、アメリカ、カナダという多国籍メンバーで構成されている。
ユウタは今年3月に放送されたTBS系「アッコにおまかせ」の単独インタビューに応じ、司会の歌手・和田アキ子相手に堂々としたトークを披露して知名度を上げた。とはいえ、日本ではまだ彼の名を知らない人も多いだろう。それなのに、なぜフォロワー数が激増しているのか。ユウタのインスタグラムの投稿欄にその答えがある。英語、インドネシア語、タイ語、アラビア語、ロシア語がズラリと並んでおり、世界中のファンから注目されていることが分かる。つまり「NCT127」のグローバルな人気が背景にあるということだ。
4日にはAmeba Cultureと協業したプロジェクトシングル「Save」を各種音源サイトを通して公開。ミュージックビデオでは愛、地球、夢、未来などに関するメッセージを革新的な映像に乗せて発信している。YouTubeのコメント欄には英語、トルコ語、インドネシア語、スペイン語などが並んでおり、こちらでも世界中のファンから応援されていることが分かる。
一方、SNSを観察すると、ユウタと日本アニメとの意外な“接点”が見つかった。「ユウタ(YUTA)」を「Free!」や「松岡凛」と結びつける投稿があるのだ。「Free!」とは2013年から18年まで放送された京都アニメーション制作のテレビアニメ3部シリーズで、水泳男子を描いた青春ストーリー。映画化もされており15年から19年まで全4作が公開。最終章となる「劇場版 Free!-the Final Stroke-」の前編が今年9月17日、後編が22年4月22日に公開予定だ。
そんな人気アニメの主要登場人物である松岡凛(まつおか・りん)は五輪出場を夢見る水泳選手。身長1メートル77~79センチ、体重68キロという堂々とした体格で、関連イラストを見ると髪の色は赤紫に近い色だ。ユウタも髪を赤く染めていた時期があり“センセーショナルな美貌”“凛にそっくり”などとSNSで話題になったことがある。
アメリカのポップカルチャーに詳しい専門家は「日本のアニメキャラにハマっているアメリカの若者が、K-POPアイドルを発見して今度はそちらにドハマりするケースは非常に多いと思います。ユウタはまさに日本アニメとK-POP、その両方の魅力の“合体”だというわけです」
確かに、ダンスレッスンで鍛え抜かれたK-POPアイドルは、日本のアニメに登場する美少年系アスリートキャラクターとイメージが重なる。しかもK-POPアイドルの髪の色は極めてカラフルであり、日本のアニメキャラとの類似性が見られる。K-POPアイドルはまさしく“アニメから飛び出してきたようなキャラクター”なのかもしれない。「劇場版 Free!-the Final Stroke-」が公開されるころ、ユウタの髪に再び熱い注目が集まりそうだ。