ジョン・メイヤー、新作アルバムのテーマは“ザ・80s” 2年ぶり新曲のMVが公開
米国のギタリストでシンガー・ソングライターのジョン・メイヤーが、“ザ・80s”をテーマに掲げるニューアルバム「ソブ・ロック」を7月にリリースする。今回、2年ぶりとなる新曲「ラスト・トレイン・ホーム」が公開となった。
デビュー・アルバムから20年 「現代の3大ギタリスト」で希代のシンガー・ソングライター
米国のギタリストでシンガー・ソングライターのジョン・メイヤーが、“ザ・80s”をテーマに掲げるニューアルバム「ソブ・ロック」を7月にリリースする。今回、2年ぶりとなる新曲「ラスト・トレイン・ホーム」が公開となった。
「現代の3大ギタリスト」と評され、グラミー賞7冠を誇るメイヤー。デビューから20周年という記念すべきアニバーサリーイヤーに新譜を発売することが決定した。スタジオ・アルバムとしては通算8作目となる本作は、輸入盤と配信が7月16日、国内盤は同21日にそれぞれリリースされる。
iTunesでは先行配信曲として今月4日に初公開となった新曲「ラスト・トレイン・ホーム」をはじめ計4曲を即入手できるアルバム予約がスタートした。
メイヤーは先月からニュー・アルバムのリリースをほのめかし、自身のインスタグラムやTikTokなどのSNSアカウントで80年代風のアートやファッション・アイテムを公開していたが、本作はまさに予告通り、往年の80年代スターたちの楽曲をほうふつとさせる大胆なシンセサイザーや流麗なギターワーク、スケール感のあるサウンドやアルバムのアートワークにいたるまで“80s愛”にあふれる作品に仕上げた。
さらに、全体を通して響き渡る“ジョン・メイヤー節”ともいえる唯一無二の歌で、新章の幕開けに相応しい傑作アルバムとなっている。アルバムには、2018年リリースの「ニュー・ライト」、19年リリースの「アイ・ゲス・アイ・ジャスト・フィール・ライク」「キャリー・ミー・アウェイ」に加え、最新シングルとなる「ラスト・トレイン・ホーム」ほか、全10曲を収録。「ラスト・トレイン・ホーム」のミュージックビデオ(MV)は、まるで80年代にタイムトリップしたかのような設定で、当時をイメージしたファッションやメイヤーの鮮やかなギタープレイ、また、グラミー賞授賞式で共演したマレン・モリスがバック・シンガーとして登場するなど、見どころ満載の内容となっている。
今月5日で、衝撃のデビュー・アルバム「ルーム・フォー・スクエア」リリースからちょうど20年を迎えた。19歳でバークリー音楽大学に入学するも、数か月で中退し、その後数年にわたり地道に音楽活動を続けながら、2001年6月5日にリリースしたデビュー作「ルーム・フォー・スクエア」は、現在まで全世界で400万枚以上を売り上げ、同作収録の楽曲「ユア・ボディ・イズ・ワンダーランド」でグラミー賞「最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞」を受賞するなど、メイヤーの人気を決定づけた。メイヤーが歩む、新たな道に注目だ。