株式会社バンダイナムコエンターテインメントが26日、配信・収録スタジオ「MIRAIKEN studio」のグランドオープンを記念してオープニングセレモニーを行った。セレモニーには「LUNA SEA／X JAPAN」のSUGIZO、音楽クリエーターのヒャダイン、「Juice=Juice」の金澤朋子が登場し、イベントを盛り上げた。

　バンダイナムコ未来研究所の4階に新設されたスタジオは、国内最大級LED4面ステージを常設した配信・収録スタジオ。「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の音楽プロデューサーも務めたSUGIZOや、音楽クリエーターとして活躍するヒャダイン、ハロー!プロジェクトに所属する女性アイドルグループ「Juice=Juice」の金澤らが特別ゲストとして登場。LEDとバーチャル合成システムを融合させた「次世代のエンターテインメント」を体感できるスタジオ生配信ライブが行われた。

　xRスペシャルライブでは、SUGIZOによるスペシャルパフォーマンスも。LED画面に映し出された壮大な背景をバックに、テレビアニメ「機動戦士Zガンダム」後期オープニングテーマ曲「水の星へ愛を込めて」、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」テーマ曲「THE BEYOND」を続けて演奏した。

　実際の宇宙映像とガンダムとを融合した映像が映し出される中で演奏したSUGIZO。ガンダム好きというSUGIZOは「光栄というか感無量」と目を輝かせ、「宇宙フェチの僕がこのxRという技術で演奏させてもらうということが、子どものころに夢見ていた未来社会というか、未来の技術の1つの成果である気がして、子どものころの夢がかなったよう」と声をはずませた。

　SUGIZOは「世界で最も進んだ『おもちゃ箱』がここにできたと思う。いろんなアドバイスやご意見をいただいて、みんなで進化していけたらいいですね」とエンタメ界のさらなる発展を願っていた。