大島優子、映画「明日の食卓」に出演 カギ握る重要な役どころをノーメイクで熱演
女優の大島優子が、映画「明日の食卓」(瀬々敬久監督、28日公開)に出演する。映画「生きちゃった」やドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)でのコミカルな演技など、幅広いさまざまな役柄を演じ切り大きな話題を集めている大島だが、本作では、ほぼノーメイクで熱演している。
わずかな出番も瀬々敬久監督は「あっぱれ!」と絶賛
女優の大島優子が、映画「明日の食卓」(瀬々敬久監督、28日公開)に出演する。映画「生きちゃった」やドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)でのコミカルな演技など、幅広いさまざまな役柄を演じ切り大きな話題を集めている大島だが、本作では、ほぼノーメイクで熱演している。
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子を持つ親なら誰もが直面する問題をリアルに描いている本作。菅野美穂、高畑充希、尾野真千子など実力派豪華女優陣がおのおののドラマを濃密に演じ、緊迫のクライマックスへと向かわせ、観る者に共感と問題意識を喚起しながらラストには希望の光を与えてくれる作品となっている。
大島が演じるのは、本作で物語の重要なキーとして登場する謎の女性“耀子”(ようこ)役だ。2014年に公開され話題を呼んだ「紙の月」では第38回日本アカデミー賞優秀助演女優賞をはじめ、第39回報知映画賞助演女優賞、第36回ヨコハマ映画祭助演女優賞など多くの映画賞を受賞し、19年に放送されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」ではヒロインの幼なじみ役を演じてその高い演技力が絶賛されるなど、その実力と共に大島は、昨今熱い注目を浴びている。
【大島優子コメント】
「瀬々監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とてもうれしかったです」
【瀬々敬久監督コメント】
「大島優子さんは朝ドラ『スカーレット』から、がぜん注目していました。身体の動きがしなやかで華があり、それでいて良きバランスで物語を支えているのが、なんだかスゲエなと、思ってました。今回も、後半の物語のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けていただけただけで感謝でしたが、現場はもっとスゴかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、わずか数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。大島優子、あっぱれ! です」