IWGP USヘビー級王座はジョン・モクスリーが接戦を制す!
新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が5日東京ドームで開催。第4試合は、王者ジョン・モクスリーにジュース・ロビンソンが挑むIWGP USヘビー級選手権が行われ、モクスリーが王座を防衛した。
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」
新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が5日東京ドームで開催。第4試合は、王者ジョン・モクスリーにジュース・ロビンソンが挑むIWGP USヘビー級選手権が行われ、モクスリーが王座を防衛した。
前日のイッテンヨンでは、モクスリーがランス・アーチャーを下し、USヘビー級王座を奪還。一方、ジュースは相棒デビッド・フィンレーとIWGPタッグ王座を獲得した。
2人には因縁があった。昨年6月、新日本プロレス初参戦となったモクスリーは、いきなりジュースからUSヘビー級王座を奪取したものの、8月の「G1 CLIMAX 29」公式戦でジュースがリベンジに成功。さらに、10月にリターンマッチが組まれるも、試合当日モクスリーが台風の影響で来日することができず、ベルト返上というアクシデントにも見舞われた。
そんな2人が激突したタイトルマッチは通常ルールで行われるも、モクスリーが反則スレスレのハードコアファイトで主導権を握り、対するジュースも、得意のナックルパンチ、ジャックハマーで対抗するが、チャンピオンは決定打を許さない。最後は、パルプフリクションをダブルアームDDTで切り返したモクスリーが、一気にデスライダーを突き刺し、ジュースを粉砕。2日連続でタイトルマッチに勝利し、王座初防衛に成功した。
ベルトを掲げ勝利をアピールした直後、会場内にあの男の登場曲「風になれ」がドームに鳴り響き、花道から登場したのは、鈴木みのるだった。ショートタイツ姿になり、臨戦態勢でリングイン。視察戦からエルボー合戦に発展すると、鈴木がスリーパーで絡みつき、ゴッチ式パイルドライバーでモクスリーを完全KO。そしてマイクを握り「おいクソ野郎、誰に喧嘩売っているんだ。俺は“プロレス王“鈴木みのるだ。こいつの売った喧嘩、俺が買ってやる」と宣戦布告して退場した。
今年は史上初の1月4日と5日、2DAYSで開催される新日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」。1月5日(イッテンゴ)はIWGPヘビー級王座を保持するオカダ・カズチカとIWGPインターコンチネンタル(IC)王座を保持する内藤哲也によるIWGPダブル選手権試合や棚橋弘至VSクリス・ジェリコなど全8試合が行われる。