獣神サンダー・ライガーの“最後”に海外記者も万感「私が恋に落ちた最初の日本人レスラー」
新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が4日、東京ドームで行われ、4日と5日の2連戦で引退する獣神サンダー・ライガーが、ライバルたちとのラストマッチに挑んだ。海外のバトル記者もライガーの最後の勇姿に万感の思いを吐露している。
5日に最後の戦い、海外記者が熱い思い綴る「ここ数十年に渡るトレンドセッター」
新日本プロレスのビッグマッチ「WRESTLE KINGDOM14」が4日、東京ドームで行われ、4日と5日の2連戦で引退する獣神サンダー・ライガーが、ライバルたちとのラストマッチに挑んだ。海外のバトル記者もライガーの最後の勇姿に万感の思いを吐露。「海外のファンが最初に恋に落ちた日本人レスラー」「数十年に渡るトレンドセッター」と最敬礼で見送っている。
史上初の1月4日と5日、2DAYSで開催されている新日本プロレスの「WRESTLE KINGDOM 14 in 東京ドーム」。注目のライガーは4日、藤波辰爾、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスクとタッグを組んだ。かつての宿敵、佐野直喜、大谷晋二郎、高岩竜一、田口隆祐組と対戦し、激闘の末にエビ固めでライガーは敗れた。
この最後の勇姿に感動していたのは米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の格闘専門記者ジョナサン・スノーデン氏だった。自身のツイッターで「ジュウシン・ライガーが引退試合。多くの海外ファン同様に、ライガーは私が恋に落ちた最初の日本人レスラーだ」と熱い思いを綴った。
スノーデン氏はさらに「振り返ることは難しいかもしれないけれど、我々が今日のリングで目撃するものは彼の天才性の産物。ここ数十年に渡るトレンドセッター(新しい流行を作る人)だ」と絶賛。最後の大舞台で、海外での絶大なライガー人気の高さが改めて浮き彫りとなった。
ライガーは5日、4日に対戦した佐野直喜とタッグを組み、今度はリュウ・リー、高橋ヒロム組と最後の戦いを行う。