原発性腹膜がんステージ4公表の葛城ユキ、闘病前ラストステージで決意「必ず復帰します」
原発性腹膜がんのステージ4であることが判明した歌手の葛城ユキが27日、青森県の五所川原市で行われた「夢スター春・秋」コンサートに出演。闘病生活への強い覚悟と復帰への思いを観客を前に力強く語った。
5月1日より入院し、治療に専念
原発性腹膜がんのステージ4であることが判明した歌手の葛城ユキが27日、青森県の五所川原市で行われた「夢スター春・秋」コンサートに出演。闘病生活への強い覚悟と復帰への思いを観客を前に力強く語った。
1983年のヒット曲「ボヘミアン」で知られる葛城は、26日に原発性腹膜がんのステージ4であることを公表した。翌27日に青森県で予定されていたコンサートに出演し、観客を前にMCで心境を語った。
「私は腹膜がんステージ4です。私は生まれてこのかた、歌手しか目指しておりませんでした。歌うために生まれてきたと思っております。ですから、必ずステージに復帰します。歌うためだったら、なんでも耐えます。苦しくても、痛くても、耐えます。私にとりましてはこのシリーズのステージ、今日が最終のステージとなるということで、コーナーを設けていただきました。大切にこの時間、歌いたいと思います。耐えた先には、必ず春の兆しが見えると思っています」
発表では、がん発見のきっかけとなったのは、昭和歌謡ユニット「夢スター 春・秋」のメンバー平浩二が、先日くも膜下出血で緊急搬送されたことで、自身も他人事ではなく人間ドッグを受ける必要があると決心そ、その結果がんの宣告を受けたとしている。
今後は、5月1日より入院し、治療に専念するという。