欅坂46「パワーアップした1年、感謝の気持ちを込めて精一杯!」紅白出場に気合十分
大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分~)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、欅坂46が登場した。
2年前のハプニングを払拭して、強さ見せたい
大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分~)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、欅坂46が登場した。
2016年に「サイレントマジョリティー」でデビューし、女性アーティストオリコン初週売上の歴代1位を獲得し、わずかデビュー8か月で紅白歌合戦に初出場した人気グループは今年、デビュー3周年。2017年の紅白でも歌った代表曲のメッセージソング「不協和音」を再び披露。レーザー光線が飛び交い、バックライトがまぶしく光るステージで、一糸乱れぬ歌とダンスを見せた。
菅井友香は「2019年は2期生も加わって、欅坂46にとって、パワーアップした1年だったなと思うので。素晴らしいアーティストさんとご一緒し、私たちを応援してくださる皆さんに向け、感謝の気持ちを込めて精一杯歌い、集大成を見せたい」と意気込み。曲のキモとなるセリフ「僕は嫌だ」を叫ぶ田村保乃は、「曲の主人公は強い意思を持っていて、私とは真逆なキャラクター。個人的には戸惑いがあったんですけども、そういう人にも届けられたらいい」と言うと、菅井は「保乃ちゃんの『僕は嫌だ』になっている。自分のものにしているな、と思いました」。今回が初紅白となる2期生の松田里奈は、「(紅白は)誰もが憧れるステージ。先輩方の今までの積み重ねがあって、同じステージに立てる」と感謝を口にした。
17年の紅白では、鈴本美愉が過呼吸状態で倒れ、さらに平手友梨奈、志田愛佳も体調不調を訴えるハプニングもあったが、2年を経ての成長をアピールしたい考え。今回は乃木坂46、欅坂46、日向坂46と3つのグループがそろっての出演となったが、「乃木坂46さんのおかげで誕生することができた。少しの間、一緒に活動できた日向坂46からも力をもらっている。私たちは真ん中の立場として頑張っていきたい」と菅井。グループとしての特徴を聞かれると、少し戸惑いながらも「曲のメッセージの強さ。私達もパワーをもらっている。その強さをものにして、力にできたらいい」と力を込めていた。