郷ひろみ、白組トップバッターへ意気込み「次のバッターへつなげていきたい」
大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分~)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、32回目の出場となる郷ひろみ(64)がこの日のトップで登場。本番へ向けて「次のバッターへつなげていきたい」と意気込んだ。
32回目の出場へ「トップバッターと聞いた時は、本当に僕でいいのかなと」
大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分~)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、32回目の出場となる郷ひろみ(64)がこの日のトップで登場。本番へ向けて「次のバッターへつなげていきたい」と意気込んだ。
白組の1番手として「2億4千万の瞳―エキゾチック“GO!GO!”ジャパン―」を披露する郷は「トップバッターと聞いた時は、本当に僕でいいのかなと思った。僕の年齢を分かっているのかなと。でも、最高のパフォーマンスで次のバッターへつなげていきたいですね」と笑顔で話した。
1972年にNHK大河ドラマ「新・平家物語」で芸能界デビューした郷は、同年に「男の子女の子」で歌手デビュー。これまで「お嫁サンバ」「言えないよ」など幅広いヒット曲を送り出してきた。昭和、平成、令和と3つの元号をまたがっての紅白出場となるが、「自分がこうして存在していること自体が幸せなことだと思う。NHKホールで令和のトップバッターを務めることができるのはなかなか経験できることではない」としみじみと語る。
今回はスポーツがテーマのパフォーマンスとなるが、来年の東京五輪に向けて郷は「『日本頑張れ』じゃないけど、一人でも多くの人にメダルを取ってほしいという気持ちは一緒だと思うので、そこらへんを踏まえて歌っていきたい」と期待を込める。一方で、自身の“残念”なエピソードも披露。「僕はオリンピック(チケット)申し込みましたけど、1次も2次も落ちてます。ダメでした。抽選が外れました。どんだけくじ運がない男なんだ」と明かし、報道陣を笑わせた。
それでも、白組トップバッターとして東京五輪が開催される来年へと繋がるパフォーマンスを披露し、会場に一気に火をつけることになりそうだ。