【ズバリ!近況】ピンクスーツの小泉チルドレン・井脇ノブ子明かすシェアハウス生活と生死さまよった病
衆議院議員の任期がこの10月に満了を迎え、秋までには衆議院議員選挙が行われる。投票したくなる候補者が出ることを期待したいが、どうなるか。衆議院議員選挙といえば2005年に行われた郵政選挙では、今はタレント・実業家として活躍する杉村太蔵(41)など初当選の“小泉チルドレン”が多数誕生し話題になった。“小泉チルドレン”のなかでも派手なピンクのスーツで目立っていた井脇ノブ子さん(75)は今、どうしているのか。東京都内のカフェで井脇さんに聞いた。
意識不明で救急搬送…「生きるか死ぬか」だった
衆議院議員の任期がこの10月に満了を迎え、秋までには衆議院議員選挙が行われる。投票したくなる候補者が出ることを期待したいが、どうなるか。衆議院議員選挙といえば2005年に行われた郵政選挙では、今はタレント・実業家として活躍する杉村太蔵(41)など初当選の“小泉チルドレン”が多数誕生し話題になった。“小泉チルドレン”のなかでも派手なピンクのスーツで目立っていた井脇ノブ子さん(75)は今、どうしているのか。東京都内のカフェで井脇さんに聞いた。
ずいぶん痩せたでしょ。今、56キロ。これでも一昨年10月に、病気したときより太ったの。一時は39キロまでに落ちたから。一番重かったときは88キロもあったのに。病気というのは急性胆のう炎でね。直径1センチ以上ある胆石が3個も胆のう管に詰まって、胆のうが炎症を起こしてた。でも、痛みとか自覚症状は……よく分からないんだよね。東京タワーの前で演説してて突然、意識を失って倒れたから。近くに大病院があって、そこのICUへ担ぎ込まれたから助かったんだわ。
5日間も意識がなくて、その間、敗血症を起こして上の血圧が25mmHg(水銀柱ミリメートル)まで下がってたって。医者の先生には「もうほとんど死んでます」「生きるか死ぬか」って言われて家族が呼ばれたけど、なんとか意識が戻って、それから開腹手術を3回。胆のうと肝臓が癒着してて大変だったって。先生たちが頑張ってくれて去年の1月10日に退院したんだけど、食べられなかったから痩せて体力が落ちて、一時は言葉は出ないし、寝返りもうてなくてねぇ。それがこうして元気になった。生かしてもらったんだから、神様が「まだ人のためにやれ」っていうことかと思ってるんだよね。
ただ、退院したと思ったら、今度は新型コロナウイルス感染症が始まっちゃったでしょ。コロナの前までは講演を結構やってたんだけど、今はできない。病気したばっかりで免疫力が落ちてるし、もともと糖尿もあるから、家でおとなしくしているしかない。身体は若い頃から血を吐いたり、議員時代は心筋梗塞でカテーテルを入れる手術をしたり、いろいろあったんだよ。「働きすぎだ」ってよく言われた。真面目すぎて融通がきかないんだね。