BTS、新曲「Film out」ミュージックビデオ全世界同時配信 各種ランキングで1位
BTSの新曲「Film out」のミュージックビデオ(MV)が2日午前0時、全世界同時配信された。同曲は2日公開の映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌で、メンバーのJUNG KOOKが楽曲制作に参加し、スリーピース・バンドのback numberとコラボレーションした日本オリジナルバラード曲だ。
英国最高権威「ブリット・アワード」にノミネート
BTSの新曲「Film out」のミュージックビデオ(MV)が2日午前0時、全世界同時配信された。同曲は2日公開の映画「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」の主題歌で、メンバーのJUNG KOOKが楽曲制作に参加し、スリーピース・バンドのback numberとコラボレーションした日本オリジナルバラード曲だ。
「Film out」のMVで7人のメンバーは、時間がたっているのに心の中から消えない誰かを懐かしく思い、空虚で寂しい姿を繊細に表現した。映像後半では時空間を超えようと試みるが、この部屋には自分1人しかいないという事実を悟って忘れられない幻影とともに暮らしているメンバーの姿が強い余韻を残している。
同曲は解禁後、iTunesトップソング、LINE MUSICリアルタイム、AWAリアルタイム急上昇楽曲トップ100、mora総合最新ランキングシングルでそれぞれ1位を獲得するなど反響を呼んでいる。
6月16日には、「Film out」など2017年からの4年半の間に日本でリリースした作品を網羅したベストアルバム「BTS, THE BEST」をリリースする。
一方、BTSはイギリス最高権威の音楽授賞式「2021ブリット・アワード(The BRIT Awards)」の受賞候補にその名が挙がった。韓国の歌手としては初めて。
「ブリット・アワード」は3月31日(以下現地時間)に公式SNSで、BTSがデジタルシングル「Dynamite」で「インターナショナルグループ」部門の受賞候補になったニュースを伝えた。
1977年に始まった「ブリット・アワード」は英国レコード産業協会が主管する授賞式で、イギリスでは音楽分野で最高の権威を誇る。BTSは今回、韓国歌手としては初めて「ブリット・アワード」にノミネートされた。受賞候補は1000人以上のラジオ、テレビのDJおよびMC、放送局の役員、レコード製作会社の代表、メディア関連者などで構成された委員の投票で選定される。
「インターナショナルグループ」部門では、これまでボン・ジョヴィ(Bon Jovi)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)、U2、ザ・カーターズ(THE CARTERS)、フー・ファイターズ(Foo Fighters)、グリーン・デイ(Green Day)、テーム・インパラ(Tame Impala)、ダフト・パンク(Daft Punk)、アーケイド・ファイア(Arcade Fire)ら、グローバルなミュージシャンが授賞してきた。
「ブリット・アワード」は5月11日にロンドンのO2アリーナで開催され、ITVを通じて生放送される予定。