戸建購入経験者の“後悔”は? 「引越し前の準備」に関する調査を実施

GoodNeighbor株式会社は、全国の戸建購入経験のある30代~40代の子持ち既婚者を対象に、「引越し前の準備」に関する実態調査を実施。引越し後に後悔した理由など明らかになった。

「引越し前の準備」に関する実態調査が実施された【写真:写真AC】
「引越し前の準備」に関する実態調査が実施された【写真:写真AC】

戸建購入経験のある30代~40代の子持ち既婚者を対象に調査を実施

 GoodNeighbor株式会社は、全国の戸建購入経験のある30代~40代の子持ち既婚者を対象に、「引越し前の準備」に関する実態調査を実施。引越し後に後悔した理由など明らかになった。

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 30代に入ると、安定した収入を得たり、家族が増えたりするなどの理由で、マイホーム購入を意識し始める人も多いだろう。一方、高額な買い物であるため、「地域性」や「騒音問題」といった“隣人トラブル”にも気を付けたいところだ。

 では、マイホームを購入する際に知っておくべき情報とは何なのか。GoodNeighbor株式会社の実態調査では、「引越し前にリサーチしたことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「住宅価格(66.8%)」との回答が最も多く、次いで「間取り(64.7%)」「立地条件(59.8%)」「地域の治安の良さ(27.1%)」「実際の住み心地について(17.5%)」と続いた。

 一方、「今後引越しする際、事前にリサーチしておきたいものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、「間取り(67.9%)」との回答が最も多く、次いで「住宅価格(69.5%)」「立地条件(65.8%)」「地域の治安の良さ(46.9%)」「騒音や近隣トラブルの有無(42.3%)」と続いている。

 上位3項目は大きな差がなかったものの、地域性や隣人に関する項目が全体的に4割以上となった。引越し前には必要性をあまり感じていなかったものの、引越し後に地域性や隣人に関するリサーチの必要性を感じた層が一定数いるようだ。

 実際に住宅選びで後悔していることについての質問では、「内見した物件数が少なかったこと(27.7%)」との回答が最も多く、次いで「物件の周辺環境のリサーチ不足(19.3%)」「立地条件や間取りだけで選んでしまったこと(18.2%)」「地域のことを良く調べなかったこと(17.2%)」「土地勘のある友人や知人に聞かなかったこと(15.4%)となった。

 大きな買い物になるだけに、入念なリサーチの必要さを購入後にも痛感している層が多いようだ。

次のページへ (2/2) 【表】後悔していることや実際に起きているトラブルなど一覧
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