キートン山田、31年務めた「ちびまる子ちゃん」卒業 ネット「ありがとう」ねぎらいと感謝

国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜、午後6時)で、1990年の放送開始から30年以上もの長きにわたりナレーションを務めてきたキートン山田が、28日の放送をもって番組を卒業した。ネット上には、感謝やねぎらいの声が多数寄せられた。

2018年に開催された東京国際映画祭での「ちびまる子ちゃん」のマスコット【写真:Getty Images】
2018年に開催された東京国際映画祭での「ちびまる子ちゃん」のマスコット【写真:Getty Images】

「後半へつづく」「もっともな意見である」の名言 卒業回はサプライズ演出も

 国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、毎週日曜、午後6時)で、1990年の放送開始から30年以上もの長きにわたりナレーションを務めてきたキートン山田が、28日の放送をもって番組を卒業した。ネット上には、感謝やねぎらいの声が多数寄せられた。

 1990年1月7日にスタートした同アニメは今年で放送32年目を迎えた。主人公・まる子とその家族、友達とのほのぼのとした日常生活を楽しく、時に切なく描く心温まるストーリーが幅広い世代で愛されている。キートン山田は「後半へつづく」や「もっともな意見である」など、数々の名言を、クールながらも温かみのある優しい口調で吹き込んできた。

 今回の卒業は、本人から申し出があったことを受け、決定したもの。28日の放送では、エピソードの中で、いつものように鋭いツッコミを入れ、おなじみの「後半へつづく」のフレーズも。終盤にはファンにうれしいサプライズ演出もあった。エンディングのあとは「キートン山田さん ありがとうございました」のテロップも映し出された。

「ちびまる子ちゃん【公式】」のツイッターアカウントには「聞き納め。なんだかいつもより噛みしめてたね。キートン山田さん、お疲れ様でした」「耳を澄ませて聞きました」などの声が寄せられた。ネット上では他にも、「ありがとうキートン山田さん」「長い間お疲れ様でした」「名残惜しい」「楽しいナレーションありがとうございました」などの声が上がっていた。

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