谷原章介、「めざまし8」は「とくダネ!」イズムを継承 おなじみ“アマタツ~”は?

フジテレビは29日から新たな朝のニュース情報番組として「めざまし8(めざましえいと)」(毎週月曜~金曜、午前8時)をスタートさせる。メインキャスターを務めるのは、谷原章介(48)と同局アナウンサーの永島優美(29)。ENCOUNTでは、新たな“朝の顔”として初のニュース番組を担当する谷原にインタビューを実施し、心境を語ってもらった。

「めざまし8」のメインMCを務める谷原章介【写真:荒川祐史】
「めざまし8」のメインMCを務める谷原章介【写真:荒川祐史】

おなじみ“アマタツ~”は「そのままやったらクレームも殺到しそう(笑)」

 フジテレビは29日から新たな朝のニュース情報番組として「めざまし8(めざましえいと)」(毎週月曜~金曜、午前8時)をスタートさせる。メインキャスターを務めるのは、谷原章介(48)と同局アナウンサーの永島優美(29)。ENCOUNTでは、新たな“朝の顔”として初のニュース番組を担当する谷原にインタビューを実施し、心境を語ってもらった。(取材・文=中村彰洋)

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 放送を目前に控えた谷原は「新聞は2紙ほど、週刊誌を1誌は読み、いろんなデータを入れるようにしています」と準備していることを説明。さらに「いままで携わってきたスタッフの方やプロデューサーの方からアドバイスをいただきながら、それを参考に日々過ごしています。ニュースを見た時に『自分だったらどのように言うのかな?』と考えるなどを私的にはやっております」。続けて、「心境としてはワクワクしつつ不安でドキドキしている。なんというか初恋のような不思議な心境です」と爽やかな笑顔を見せた。

 今回のオファーについて「いろんな番組で司会をやらせていただいてきたが、心のどこか、頭のどこかに帯番組の司会というものが僕の中での大きなテーマ、一つの到達点という思いが漠然とありました。なので、お話がきた時はとても光栄な気持ちでした」と喜んだ。一方で「不安はありました。僕のイメージからは数年早かった。34歳から44歳まで『王様のブランチ』(TBS系)をやらせていただいて、その間に舞台があまりできなかった。なので、40代後半から10年くらいは舞台を中心に、ほかのお仕事もやりつつ、『もっとお芝居に向き合う時期にしたい』という思いがあったんです。だけど、49歳になる年にこのお話をいただいて、あと2、3年はもっとお芝居をやっていきたいと思いつつも、ここでお断りしたら、また(オファーが)絶対にくるという保証もない。なので、迷いましたが、やろうと決意しました」と胸の内を語った。

 約22年間にわたり放送してきた長寿番組「とくダネ!」の後を担うこととなるが「今の『とくダネ!』でやっていることと、そんなに大きく変わることはないと思っているんです」と一言。「『めざましテレビ』から続く流れという意味で小倉(智昭)さんが『とくダネ!』でやってきたことは継承していきたいと思いますし、コメンテーターの方も全員が卒業するわけではない。なので、『めざましテレビ』と『とくダネ!』がミックスされた形になるのかな? と僕の中ではイメージしています。そういった意味で元々いらっしゃる方の雰囲気というものは引き継がれると思います。変わらないものは変わらないでしょうし、それを頭で考えて無理に変えようともせず、逆に守ろうともせずに感じるままにやっていこうかなと思います」。

「ただ、ブレずに、おもねらずに分かったフリをせずにということが大事だと思うので、分からないことは分からないと正直に開き直れるスタンスでいきたいなと思っています」

「とくダネ!」でおなじみの人気天気予報士の天達武史氏は、「めざまし8」の出演にあたり、新たに防災士の資格を取得。“気象防災キャスター”へと転身し、番組を引き続き支えていくこととなる。小倉の「アマタツ~!」の掛け声も印象深いが、これを継承していくかについては、「意識的に変えようと思うのも違いますが、逆にそのままやったらクレームも殺到しそう(笑)。なので、天達さんといい距離感で積み重ねながらと思っています。仲良く楽しくやっていければ」と笑った。

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