俳優の成田凌と清原果耶が20日、都内で、ダブル主演の映画「まともじゃないのは君も一緒」（前田弘二監督、公開中）の公開記念舞台あいさつを行った。前田監督、共演の泉里香も出席した。

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　物語は数学一筋でコミュニケーション能力ゼロの予備校講師と知識だけで恋愛経験ゼロの教え子が繰り広げるラブストーリー。会場では入学や新生活を迎えるシーズンでもあることから、キャストが新たに挑戦してみたいことを紹介した。

　司会者にやってみたいことを問われたキャストのうち成田が先陣を切って「格闘技」と語ると「オレ強くなりたい」と続けた。理由は、同作の宣伝のために出たテレビ番組で、モデルでキックボクシングのライセンスを取った女性が出てきて、かっこよかったから、と説明した。成田は「オレもやる。オレ強くならなきゃと単純に、決めました」と語った。また「そろそろ30歳になってくる。細、細じゃずっとやっていられない。いろんな役があるが、どこでもいけるように。きっかけを待っていたけど強い役が来ない。自分から迎えに行く意味を込めて格闘技やります。何かお仕事があれば」とアピールしていた。

　清原は「世間が落ち着いたら旅行に行きたい。家族と温泉とかに。ゆっくりできる所を探しています」。泉は「野菜にはまっていて、家庭菜園をしたい」と語った。

　一方、劇中に成田と清原が、話がかみ合わないままのマシンガントークを繰り広げシーンがある。成田は難しいシーンにも「最初からいい感じでした」と笑顔で語った。清原との共演には「楽しかったです」。清原は「成田さんは柔軟に合わせくださる方。成田さんがドンと構えてくださって楽しく撮影できました」と語った。