俳優・沢村一樹が主演し、検察を舞台にしたテレビ朝日系ドラマスペシャル「東京地検の男」（24日、午後8時）に女優・名取裕子の出演が決定した。

　人気ドラマシリーズ「京都地検の女」で、“主婦のカン”をもとに難事件を解決に導く検事・鶴丸あやを演じた名取が、なんと、「東京地検の男」に出演する。

　本作で名取が演じるのは、東京地検の刑事部長・剣崎亮子。庶民派検事・鶴丸あやから一転、“巨大な検察組織で自分の意志を貫くには偉くなるしかない！”という考えのもと、女性初の検事長の座を狙うエリート検察官・剣崎を演じる。

　沢村とは、ドラマ「年下のひと」（2005年）で恋人役を演じて以来、約16年ぶりの共演となる。名取は「その時もいろんな話をして大笑いしていた思い出があるんですが、久しぶりにお会いしても全然変わっていなかったですね」と、クランクイン直後から和気あいあいと撮影が進んだ様子を語った。

　また、本作で沢村が演じる庶民派検事・東丸について「ちょっと“男・鶴丸あや”っぽいですよね、“主夫のカン”みたいな（笑）」と分析。

　対する沢村は「とても気配りをしてくださる一方で、本当にあっけらかんと『私、天然だから！』と言っちゃうような方なので、実は名取さんご本人と、僕が演じる東丸のキャラクターが少し似ているな、と思っていました」とコメント。

　名優2人の共演に期待が膨らみそうだ。