年間100現場以上のアイドルライブに通う塾講師芸人 R-1優勝で「フェス開催」へ
マセキ芸能社所属の現役塾講師芸人・寺田寛明(30)が、ピン芸人の頂点を決めるお笑い賞レース「R-1グランプリ2021」決勝の舞台に立つ(3月7日にカンテレ・フジテレビ系全国ネットで午後7時から生放送、一部地域を除く)。「完全に優勝を狙っています!」、そう語った彼が、優勝賞金500万円で実現させたいこととは。単独インタビューの後編では、アイドルオタクとしての顔、R-1グランプリ優勝後の野望に迫る。
マセキ芸能社所属の現役塾講師芸人・寺田寛明(30)が、ピン芸人の頂点を決めるお笑い賞レース「R-1グランプリ2021」決勝の舞台に立つ(7日にカンテレ・フジテレビ系全国ネットで午後7時から生放送、一部地域を除く)。「完全に優勝を狙っています!」、そう語った彼が、優勝賞金500万円で実現させたいこととは。単独インタビューの後編では、アイドルオタクとしての顔、R-1グランプリ優勝後の野望に迫る。(取材・構成=イシイヒデキ)
――アイドルにハマったきっかけは。
「高校生の時に、『アイドリング!!!』(フジテレビ)という番組が始まり、バカリズムさんがMCを務めるということで、それまでアイドルに興味がなかったのですが、バカリズムさん目当てで番組を見るようになりました。ずっと番組を見て愛着が湧き、アイドルを応援するようになっていったという感じですね。その流れで、アイドリング!!!さんも出演していた『TOKYO IDOL FESTIVAL(世界最大のアイドルフェス、通称:TIF)』を見に行くようになり、いろんなアイドルに興味が広がっていきました」
――世代的には、モーニング娘。やAKB48だと思ったのですが、メジャーなグループには興味を持ちませんでしたか。
「高校より前は、まったくアイドルに興味が無かったんですよね。『ASAYAN』(テレビ東京)とかも見ていなくて、AKBのブームにも乗れず。アイドルオタクを公言していますが、48グループ、坂道グループ、ハロプロ、WACKも見ていないので、変わったタイプに思われます(笑)」
――年間100現場以上に足を運ぶということですが、現在はどんなアイドルを応援しているのでしょうか。
「ずっと応援しているグループは『lyrical school(リリカルスクール、通称:リリスク)』。最近ですと、『Devil ANTHEM.(デビルアンセム)』の現場にも足を運んでいます。それから『クマリデパート』『PANDAMIC(パンダミック)』、細かく言ったら、もっとたくさんのグループのライブを観ていますが、名前を出したらきりがないですね。解散してしまいましたが、『アイドルネッサンス』にはめちゃくちゃハマって、今でも1番好きなアイドルです」
――どのようにライブを楽しんでいますか。
「僕は最前でジッと見るタイプです(笑)。騒ぐタイプではないのですが、視力があまりよくないから至近距離では見たいので。あとは、振りコピをしたりしますが、周りの方に迷惑にならないよう気をつけてます」
――SNSでアイドルと撮影したチェキの画像をアップしていますが、かなりたくさん撮影しているのではないでしょうか。年間、どれくらい撮影していますか。
「それは数えていません。もう怖くて(笑)」
――それくらい撮影しているのですね(笑)。R-1決勝進出決定後、アイドル現場には行きましたか。
「昨日もクマリデパートの現場に行きました。新宿MARZのライブに」
――アイドルのみなさんは、寺田さんが芸人ということはご存じなのでしょうか。
「基本的には、自分から言うことはありません。でも、R-1の前だけ、R-1ポーズでチェキの撮影をお願いすることがあるのですが、『なんのポーズですか?』と言われたら、芸人をしていることを言います」
――R-1戦士の特権ですね(笑)。
「それから、チェキの画像をツイッターにアップすると、エゴサーチをするアイドルの方もいるので、『ヒルナンデス!見ました』『ネタパレ見ました』と言われたことはありました。基本的には、アイドルさんは知っているのか、知っていないのか、言わないことが多いですね。僕が隠していると思っているようで(笑)」