NMB48・山本彩加「世界一幸せなアイドルでした!!」 感無量の卒業コンサート

3日、大阪・オリックス劇場で「山本彩加卒業コンサート~最後の一色~」が行われ、100人が集まった。

大阪・オリックス劇場で3日に行われた「山本彩加卒業コンサート~最後の一色~」【写真:(C)NMB48】
大阪・オリックス劇場で3日に行われた「山本彩加卒業コンサート~最後の一色~」【写真:(C)NMB48】

「モデル、演技、シングルセンター、全てかなえることができました」

 3日、大阪・オリックス劇場で「山本彩加卒業コンサート~最後の一色~」が行われ、100人が集まった。

 前座の「待ってました、新学期」の後、「overture」が流れ、卒業コンサートがスタート。ファンファーレが鳴り響き、トランペットを吹く山本彩加の姿がライトアップされ、歌詞に“卒業とは出口じゃなく入り口”とあるように、卒コンに相応しい「GIVE ME FIVE!」がオープニング曲に選ばれた。

 前半最後の曲は、梅山本(梅山恋和&山本彩加)で「今ならば」。2人の思い出の写真がビジョンに映し出され、思わず2人の瞳から涙がこぼれる。

 後半では、“山本彩加 with だんさぶる!”という意外な組み合わせでキレのいいダンスを見せ、他のメンバーも参加して「Teacher Teacher」で勢いを付ける。

 オーディションで歌った「潮騒のメモリー」から「やさしくするよりキスをして」「僕はいない」までの3曲では、ビジョンにオーディション時を含む、活動の軌跡を収めた映像が流された。山本が「私にとって、とても大切な曲を聴いてもらいたいと思います」と言うと、梅山も「私にとっても大切な曲です」と伝えて、2人がWセンターを務めたシングル曲「だってだってだって」で本編が終了した。

 事前にファンから募った“あーやんコール”が会場に流れ、ドレスに着替えた山本がステージに再び現れて「あなたがいてくれたから」でアンコールが始まった。

「私はNMB48に加入して、いろんな方と出会い、さまざまな経験をし、たくさんのことを学びました。夢や目標を持って活動をしてきて、モデル、演技、シングルセンター、全てかなえることができました。幼少期から変わらない“人見知りだけど負けず嫌い”で、小さなことにも全力で取り組み突っ走る。そんな私の性格だったからこそ、というのもあると思いますし、何よりもこんなにもたくさんの応援してくださる方がいてくださったおかげです」と話し、「4年半、皆さんに応援していただけて、すごく幸せでした」と感謝した。

 5期生メンバーたちと「春はもうすぐ」を歌唱。途中で山本から同期メンバーにサプライズで想いのこもったメッセージがプレゼントされた。そして、「夢は逃げない」を歌ったあと、同期の梅山から手紙が読み上げられた。

「もっとライバルでいたかったけど、看護師になるという新しい夢を見つけて卒業を決めたあーやんを応援したいです。決して楽な道ではないと思うけど、何事にも努力して乗り越えてきたあーやんなら絶対大丈夫! お医者さんや患者さんが取り合いになる人気ナンバーワンの看護師になってると思います」

 中川美音から花束が渡され、「青春のラップタイム」「ササササイコー」で明るく、楽しい雰囲気で卒業コンサートを締めくくった。

 最後に「ファンの皆さん、スタッフ、メンバーのみんな、たくさんの方に支えられ、素敵な景色を見ることができました。この景色を一生忘れません。みんなに出会えて良かった。本当に今までありがとうございました!」と改めて感謝の気持ちを伝え、ビジョンにも「皆さんに応援されて、世界一幸せなアイドルでした!! 私をアイドルにしてくれてありがとう 山本彩加」というメッセージが映し出された。

 併せて17日、18日にLAPIS ARCHのラストライブ、19日に山本の卒業公演(活動最終日)がNMB48劇場で行われることが発表された。

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