橋本愛、渋沢栄一の妻演じ夫婦の胸キュンシーンに「女子は泡を吹いて倒れるかも」
NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜、午後8時)に主人公の渋沢栄一の従妹で、後の妻となる尾高千代を演じる橋本愛が26日、リモート合同取材会に出席し、作品の見どころや千代を演じるにあたっての思いを語った。
NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・尾高千代を熱演
NHKの大河ドラマ「青天を衝け」(日曜、午後8時)に主人公の渋沢栄一の従妹で、後の妻となる尾高千代を演じる橋本愛が26日、リモート合同取材会に出席し、作品の見どころや千代を演じるにあたっての思いを語った。
橋本は脚本を読んでいる段階では、ドラマがどんな仕上がりになるか想像できなかったとしたが、実際に見始めると「どこか軽妙なところがあって歴史の知識がなくても軽やかに入っていける作品に感じました。今まで大河ドラマに縁のなかった人にも楽しんでずっと見て頂ける期待感があります」と紹介した。演じる千代については「かわいくて柔らかくてみんなに愛される女の子」。さらに「栄一さんと家族になって、たくましく成長していくと思います」とPRした。
橋本は、渋沢栄一を演じる主役の吉沢亮と栄一の従兄・喜作を演じる高良健吾についても言及。共通の知人である杉咲花から吉沢について「人見知り」と聞いたと語ると、「私もすごく人見知りなので、一緒で良かったと思って最初は安心して現場に入りました。実際にお会いしたら温度感が似ているというか、無理なく現場に立ち、たたずむ姿を見て、私も力を抜くことに力を入れるというか、“頑張らないこと”を頑張る方なので、同じにおいを感じ、演じやすいと思いました」と明かした。高良については、共演経験があることから「高良さんがいれば大丈夫というか、信頼しきっています。3人で幼なじみを演じるのは私にとってすごくラッキー」。また、33歳の高良が10代半ばの設定を演じる姿には「表現力に衝撃を受けました」と感動していた。
現場では、すでに吉沢との夫婦のシーンも撮影している。橋本は「夫婦になってから、より2人の関係性の少女漫画味が強くなっていて、これは女の子がキュンキュンするために書いたシーンなのでは、というシーンがたくさんあります」と紹介した。栄一が千代を抱きたいと伝えるせりふや千代を後ろから抱きしめるシーンがあるという。橋本は「テレビの前の女子たちが泡を吹いて倒れるのでは、というキュンキュンを100%詰め込んだようなせりふ」、さらに「バックハグに憧れる女子にはキュン死に度が高いシーンかと思います」と笑顔で紹介した。
演じる千代は品性があり、おとなしい設定。橋本は「千代の栄一さんへの愛情が大きいので、演じていてあふれ出しそうになります」と語ると「にじみ出るような愛情が見えたらいいなと意識しています。だから抑制するのを頑張っています」と説明した。
一方、主人公の渋沢栄一には「理想の人間。尊敬しています」。いくらでも金を稼げる商才を持ちながら「周りの人のために自分の才能を使ってきたところに、ぐっときました」と語った。